2011年12月25日(日)
増税では生活できない
東京で訴え 涙を浮かべて署名
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野田政権による消費税増税と社会保障切り捨ての“一体改悪”押しつけにたいし、消費税をなくす全国の会と東京の会は24日、東京・巣鴨駅前で消費税増税反対の国会請願署名を訴えました。駅前は、とげぬき地蔵のことし最後の縁日でにぎわい、対話に人垣ができ1時間で76人分の署名が集まりました。
サンタクロース姿の会員らは、漫画入りの「この時期に庶民増税でいいの? 消費税10%、社会保障の切り捨てとは」「消費税にたよらなくても財源はあります」の新しいビラを渡しながら訴えました。
「国民年金だけの生活です」という女性は、「これ以上増税で出費が増えたら生活できない」と目にいっぱい涙を浮かべて署名しました。
70代の女性は、「生活が大変。高齢者いじめの政治としか思えない。民主党がこんなにひどい党とは思わなかった」と怒りをぶつけました。「5%でも暮らしに響いている。消費税はできれば、なくした方がいい」と話す30代の男性もいました。
24日は、消費税法が成立してから23年になり、消費税廃止各界連絡会は、「怒りのいっせい宣伝行動」を全国で展開しました。