2011年12月24日(土)
TPP反対 県民連帯
奈良 森林組合専務らあいさつ
奈良革新懇は23日、「TPP(環太平洋連携協定)反対緊急決起集会」を奈良市内で開き、約350人の参加者が会場をぎっしり埋めました。県森林組合連合会や県生活協同組合連合会、県保険医協会などの代表が次々あいさつし、県農業協同組合中央会、県医師会、県畜産農業協同組合連合会から連帯のメッセージが寄せられ、「オール奈良」の熱気あふれる集会となりました。
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県森林組合連合会の北野享司専務理事は「林業を支えているほとんどが農家であり、農業が厳しくなると林業はさらに厳しくなる恐れがある」と述べ、TPPへの参加に強い危機感を示しました。
県生活協同組合連合会の滝川潔会長は、TPPへの参加は国民のくらしの広範囲に資本の自由化を許すことになると批判。「一部の利益のために多数が犠牲になることは許されない」とTPP参加への反対を表明しました。
集会後、参加者はトラクターを先頭に、「TPP反対」「農業を壊すな」「くらしを破壊するな」と唱和し、市内をデモ行進。市民にアピールしました。
日本共産党県議団5人をはじめ、自民党、無所属の県議11人も集会に賛同しました。