2011年12月23日(金)
被災児へ あったかXマス
“サンタ”名乗る匿名プレゼント
岩手・宮古児童相談所
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岩手県宮古児童相談所(宮古市)に、被災地の子どもたちにあてた、サンタクロース名のプレゼントが届き、職員らを感激させています。
クリスマスを前にした19日、現金10万円と手作り抱き人形10体が相次いで届きました。
現金は封書の表書きに「被災した子どもたちに役立ててください。愛媛県のサンタクロースより」と書かれていました。
東京から送られてきた人形は、一つひとつ丁寧に作られ、包装を赤いリボンで結んでありました。同封の手紙には「今年は大変な年でしたね。クリスマスのプレゼントの一部にでもしていただけたらうれしいです」と。
「クリスマスプレゼントというのは初めてで、ありがたいです」と話すのは同所の菅野啄哉所長。「現金は、震災で親を亡くした子どもを支援する『いわての学び希望基金』に、人形は管内の保育所の子どもらに届けたい」と話しています。