2011年12月6日(火)
悪法狙う延長は反対
市田氏会見 派遣法改定案など批判
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日本共産党の市田忠義書記局長は5日、国会内で記者会見し、記者団から9日に会期末となる国会の延長問題について聞かれ、「悪法を通すために会期を延長することには反対だ」と述べました。
政府・与党が成立をねらう重要法案には、震災復興に逆行する国家公務員給与削減法案をはじめ、労働者派遣法改定案、郵政「改革」法案などがあります。派遣法改定案は、民主、自民、公明の修正合意によって、政府案から「登録型・製造業派遣の原則禁止」を削除することになりました。
市田氏は派遣法改定案の成立をねらう動きをあげて、「大穴が開いていると問題になっている政府案をいっそう骨抜きにして通してしまおうというものだ。こんなものを会期を延長して通すことなど許されない」と強調し、国民運動と結んで、悪法を許さないたたかいに力を尽くすと語りました。