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2011年12月1日(木)

「極めて許し難い」

防衛局長暴言 穀田氏が会見

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 日本共産党の穀田恵二国対委員長は30日、国会内で記者会見し、田中聡・前沖縄防衛局長が女性と沖縄県民を侮辱する暴言で更迭されたことについて、「『不適切』という言葉では言いあらわせない、極めて許しがたい発言だ」と述べました。

 穀田氏は、志位和夫委員長の代表質問にふれながら、米軍普天間基地の県内「移設」に反対する沖縄県民の総意には戦後の不法な占領支配と土地強奪に続いて、1995年の米兵による少女暴行事件をはじめ数々の米兵犯罪が繰り返されてきた歴史的背景があることを指摘。こうした経過を踏まえて「新基地押し付け」の日米合意を見直し、普天間基地撤去の対米交渉を求めてきたことを紹介しました。

 その上で、「田中氏の暴言は『悪いことをやっている』と自覚しており、力ずくで新基地建設を進める姿勢が象徴的にあらわれた形だ」と指摘。「沖縄県民の信頼を取り戻すためには、環境影響評価書の提出を中止し、『県内移設反対・普天間基地撤去』という県民の揺るがぬ総意に依拠して、米国に『もう建設できない』と再交渉すべきだ」と語りました。


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