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2011年11月28日(月)

「反独裁」の共同の広がり、今後のたたかいの土台に

大阪ダブル選 市田書記局長が会見

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 大阪府知事選、大阪市長選の結果を受けて、日本共産党の市田忠義書記局長は27日夜、記者会見し、次のように述べました。


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(写真)記者会見する市田忠義書記局長=27日、党本部

 最終的な結果はまだ出ていませんが、「反独裁」「大阪の民主主義を守れ」という立場から知事選挙では梅田さんの勝利をめざし全力を挙げましたし、市長選挙では大胆な決断で「反独裁」の一点で平松さんを自主的に応援しました。非常に短期間に「反独裁」の一点での府民的な共同が広がったことは、これからのたたかいの土台を築いたものとして非常に貴重だと考えています。

 大阪を独裁政治の拠点にして橋下氏と「維新の会」がこれからさまざまな策動をやってくるでしょうけれど、私たちが憲法違反だと指摘した、いわゆる「独裁3点セット」―「大阪都構想」「職員基本条例」「教育基本条例」についてまともな反論がなかったし、説明もありませんでした。「選挙に勝てばこれは“民意”だ」といって強行することは許されません。われわれは、たたかいはこれからだと考えています。

 広がった「反独裁」の一点での府民的な共同をこれからもいっそう広げていきたい。「大阪都構想」となれば、これは国政の問題です。「教育基本条例」と「職員基本条例」は絶対成立させないように、府民の共同、世論と運動を広げるとともに、議会の中でも論戦し、頑張っていきたいと思っています。


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