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2011年11月21日(月)

日本のうたごえ祭典閉幕

被災者の思い伝えて

千葉

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(写真)被災地の思いを歌う仙台合唱団=20日、千葉

 日本のうたごえ祭典inちばは、最終日の20日、千葉市内3カ所で合唱発表会を行いました。今回の祭典には、のべ1万3千人が参加し、被災地復興の願いや「原発をなくそう」の思いが多くの歌に託されました。

 宮城の仙台合唱団は、団員が作詞した歌「ボク がんばるよ」を初演しました。震災の現実と、そこから立ち上がろうとする被災者の姿を伝える歌に、会場からは「ブラボー」の声と盛大な拍手が送られました。団長の太田美佐子さん(62)は、「悲しみを乗り越えて頑張ろうという気持ちを伝えられた。歌って本当によかった」と語っていました。

 原発被害に苦しむ福島の郡山合唱団は、“あるがままの地球を子どもらに残したい”との思いを込めて歌い、岡山合唱団は、“直接被災していない私たちに言えることは何か”と考えて創作した「原発はいらない」を力強く合唱しました。

 来年は、広島で日本のうたごえ全国合唱交流会が開かれ、2013年の日本のうたごえ65周年祭典は、大阪で開催されます。


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