「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2011年11月21日(月)

福島県議選 共産党躍進 5議席

いわき複数、伊達で回復

“東電・国に物言える党”に期待

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 東日本大震災・原発災害の影響で延期された被災東北3県の県議選の最後となった福島県議選が20日投開票され、日本共産党は、現有3議席から5議席に躍進しました。県都福島市区で現有議席を引き継ぎ、いわき市区で初の2議席を獲得しました。伊達市伊達郡区で議席を回復、郡山市区で議席を守りました。


写真

(写真)はせべ、宮川の両候補の当選に沸く党員や支持者ら=20日、福島県いわき市

 福島県民約200万人が原発災害の被災者となったもとで、放射能汚染の徹底した除染と損害の全面賠償、「原発ゼロ」は「オール福島」の願いとなっています。

 日本共産党は7人の候補(推薦含む)を先頭に、「国と東京電力に、『オール福島』で迫る状況をつくってきたのは、県民と日本共産党の共同の力です」「あなたの『オール福島』の願いを込めた一票は、国にも東京電力にもはっきりものが言える、日本共産党の候補者に託してください」と訴えを広げました。

 巨額な除染・賠償費用の財源として、原発を推進してきた東電と電力会社、原発で大もうけしてきた大企業に負担を求めるという提案を示しました。

 あわせて、「被災地を見捨てる、環太平洋連携協定(TPP)参加には断固反対」の訴えにも共感が広がり、保守的な立場の人や無党派の人など、幅広い人々が党員や後援会員とともに選挙に立ち上がる状況が各地で生まれました。

 5議席を得た日本共産党は、県議会では自民、民主につぐ第3党となり、交渉会派になり、県政を動かす力が格段に大きくなりました。

 日本共産党の久保田仁県委員長は、「原発災害という特別な困難のもとで、『いま日本共産党を伸ばさなくてどうする』という県民の願いにこたえることができました。5議席・交渉会派となった力で、『オール福島』の願いの実現にいっそう力を尽くしたい」と話しています。

 県議選と同時に開票された相馬市、大熊町、広野町、川俣町、新地町の6氏が全員当選しました。

県議選の当選者[福島市区(定数8)]

 宮本しづえ59新
 [郡山市区(9)]
 神山えつこ56現
 [いわき市区(10)]
 宮川えみ子65現
 はせべあつし52元
 [伊達市伊達郡区(3)]
 あべ裕美子65元


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって