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2011年11月16日(水)

「TPP問題はや馬脚」

BS番組で穀田氏指摘 全品目が対象

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 日本共産党の穀田恵二国対委員長は14日放送のBS11の報道番組「イン・サイド・アウト」に出演し、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加、普天間基地「移設」問題などについて語りました。

 穀田氏は、野田佳彦首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でTPP交渉参加を表明したことについて、「亡国の政治、国を滅ぼす政治だ」と発言。日米首脳会談直後に米側が「野田首相は全ての物品およびサービスを貿易自由化交渉のテーブルに乗せると発言した」と発表したことを示し、「米国はハナからそう思っている。泡を食った日本側が否定したが、アメリカとの交渉ですでに馬脚が現れた」と指摘しました。

 穀田氏は、農林水産業に壊滅的打撃を与えるTPPは、復興が一番必要な被災地にも重大な打撃を与えると警告。遺伝子組み換え作物の表示や国民皆保険制度など、食の安全や医療で国民を守る制度も「非関税障壁」だとして撤廃を迫られると指摘しました。

 大阪市長選で日本共産党が渡司考一元党市議の不出馬を決めたことが話題に。二木啓孝解説委員は、日本共産党の対応は「柔軟だ」と述べ、「これまで独自のたたかいをしてきた共産党が、横に手をつなごうとしている」との見方を示しました。

 穀田氏は、橋下徹前大阪府知事が、「政治には独裁が必要だ」と公言してはばからない危険な考え方の持ち主だとして、「独裁政治を許さない」という一点で「橋下独裁政治反対」を表明した現職の平松邦夫氏を自主的に支援することにしたと説明しました。

 9月の「赤旗」日刊紙の値上げ後の状況について問われた穀田氏は、「なんとか減らさずに持ちこたえた。『赤旗』の灯を消してはならないという人々の善意のなかで、日刊紙は増える傾向が出てきた」と紹介。二木氏は「私もかつて夕刊紙にいたが、値上げというのは本当に厳しい」と述べ「赤旗」の部数増加に驚きを示しつつ、党勢と「赤旗」の拡大は、国民と“手を携えていこう”ということとリンクしているのではと述べました。


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