2011年11月12日(土)
日青協が60周年祝う
記念式典に広井副委員長
青年の生活向上や平和と民主主義の確立をめざして活動する日本青年団協議会(日青協)の結成60周年と日本青年館の設立90周年の記念式典が11日夜、東京都新宿区の日本青年館で開かれました。各界から約200人が参加しました。
日青協は、戦後、「青年が二度と銃をとることがない」平和な社会をめざし、自主的に再建された地域青年団によって1951年に結成されました。核兵器廃絶をめざす原水爆禁止運動などにも積極的にかかわっています。
山中ちあき会長はあいさつで、「地域青年団活動は、地域で働く若者たちが学び成長することにとどまらず、核兵器の廃絶をはじめ、数多くの分野で発展してきた」と強調。東日本大震災などにふれながら、「地域のきずなを生み出す若者たちを育成していくことはまさしく時代の要請であり、私たちに課せられた責務でもある」と決意をのべました。
来賓として、日本共産党の広井暢子副委員長(青年・学生委員会責任者)が出席し、紹介されました。引き続いて開かれた祝賀会では山中会長ら参加者と懇談しました。
また、スポーツと文化活動を通じて交流する第60回記念全国青年大会が都内で開幕しました。各地の代表約3000人が集い、14日まで開かれます。