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2011年11月9日(水)

日航労働者「支える会」結成

解雇撤回・空の安全守るたたかいともに

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 日本航空に解雇撤回を求めて裁判をたたかうパイロットと客室乗務員148人の原告団の活動を財政面で支えようと、「不当解雇とたたかう日本航空労働者を支える会」の結成集会が7日夜、東京都内で開かれました。


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(写真)支援者を前に決意表明する日航原告団の人たち=7日、東京都内

「職場復帰必ず」 原告が決意

 会場には、381人が集まり、用意したいすが不足し100席以上追加しました。

 「支える会」の代表世話人には、浅倉むつ子早稲田大学教員、宮里邦雄日本労働弁護団会長、脇田滋龍谷大学教授の3氏が就任。会結成の呼びかけに応え、140人の学者・文化人が賛同者に名を連ねています。

 講演した宮里氏は、国鉄の分割・民営化のときも労働組合つぶしと安全切り捨てが起こったことを指摘。日航解雇撤回のたたかいには、長年の労働者のたたかいでかちとった「整理解雇の4要件」を守る、組合攻撃をはねのけ団結権を守る、空の安全を守る、という意義があると強調しました。

 裁判で稲盛和夫会長に解雇が必要なかったことを証言させたことについて、「経営トップを証人に採用させるのは、異例のことだ」と指摘。裁判で勝利するため、物心両面で原告団を支えようと呼びかけました。

 連帯のあいさつでは、国労千葉地本の坂口智彦書記長、元国労旭川闘争団の内田泰博団長、日本医労連の山田眞巳子委員長、全厚生闘争団の國枝孝幸事務局次長が発言しました。

 原告団から、パイロットの山口宏弥団長が「勝利するまでたたかう」と、客室乗務員の内田妙子団長が「安全第一の日航にするため、何としても職場復帰します」と、それぞれ決意表明しました。


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