2011年11月2日(水)
TPP反対、農業を元気に
岐阜県のJAが大会
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岐阜県のJAグループは1日、TPP(環太平洋連携協定)参加に反対し、元気な県農業をめざす「岐阜県農業者大会」を各務原市で開き、約500人が参加しました。「地域社会と美しい国土を壊し、国民の暮らしを脅かすTPP交渉への参加は断じて認めることはできない」との決議を満場一致で採択し、参加者全員で頑張ろうを三唱しました。
県農業協同組合中央会の岡田忠敏会長が主催者あいさつし、TPP交渉参加反対署名が県内で38万人分を超えたことを報告。TPP反対の声を国政に反映させるため、国会請願を初めてしたことにも触れ、「安全・安心な食料や水、空気、国土を守るためTPP交渉参加には断固反対していく」と決意を表明しました。
高山市の畜産農家は「TPPに参加すれば、今まで作り上げてきた飛騨牛ブランドが吹き飛んでしまう。何としても阻止したい」と述べ、恵那市のトマト農家は「若い人たちの意欲を踏みつぶさないようにがんばりたい」と決意表明しました。
会場前では、日本共産党や農民連などが大会参加者を激励する宣伝を行いました。