2011年11月2日(水)
衆院選挙制度に関する各党協議会
民主改めて「区割り優先」
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衆院選挙制度に関する各党協議会が1日、国会内で開かれ、前回に引き続き協議の進め方が話し合われましたが、一致しませんでした。次回協議は来週に開かれ、民主、自民以外の各党が提案する選挙制度のあり方について議論を進めていくことになりました。
民主党は現行300小選挙区の区割りの見直しを優先させる考えを改めて提示。これに対し、日本共産党の穀田恵二国対委員長は「結局、(議論の)入り口は『1票の格差是正』というが、出口は比例代表定数の大幅削減ということで変わっていない。民意を大きくゆがめる小選挙区制の害悪をいっそう広げるものだ」と厳しく批判しました。
各党からも「小選挙区制は過去5回やって、民意の圧殺になった。民意のより反映できる制度を」(公明党)など、抜本改革を求める声が噴出しました。