保育園さがしの日々。「もし入れなかったら…」「周りのママが敵にみえた」「誰も子育てを応援してくれない」。そんな思いをしたママは少なくありません。
保育園さがしの日々。「もし入れなかったら…」「周りのママが敵にみえた」「誰も子育てを応援してくれない」。そんな思いをしたママは少なくありません。
2016年3月4日夜、国会前
テレビでみたにゃー
「保育園落ちた日本死ね!!」のブログに全国のママ・パパが共感。ところが安倍首相は「本当に起こっているのか、確認しようがない」と冷たい対応。そしてその1年後、事態はさらに悪化しました。
たりないにゃん
ホントウは「保育は自治体の責任」が法律の大原則です。自公政権はそこから後退し、民間にゆだねる方向をとってきました。保育への公的責任を再確立する必要があります。
なんでにゃん?
日本もがんばってにゃん!
安倍政権は「待機児童を解消する」といいますが、安倍首相のプランで本当に大丈夫か、チェックしてみました。
つめこんだらあぶないにゃ
園庭があって、安心して預けられる「認可保育園」がいいに決まってる。でも安倍プランの「2020年度までに32万人分ふやす」は、質が心配な「無認可」が中心。しかも達成の保障がありません。
赤ちゃんを大切にするにゃー
保育園に定員オーバーでつめ込み、ビルの一室でもOK、保育士資格なしでもOK…そんな規制緩和が2000年代からはじまり、重大事故がつづいています。安倍プランは「企業主導型」(認可外)など規制緩和を加速。とても心配です。
連載記事 ①「認可外で事故多発」
②「病死で事故隠し」
③「命と未来の分岐点」
ホイクシさん、これじゃつづけられないにゃん
保育士不足は、待機児解消の大きなネックです。原因は、低すぎる待遇。子どもの命を預かる仕事なのに全産業平均より月10万円安い。安倍政権は6000円上げるといいますが、「数万円あげないとムリ」が現場の声です。
私は、長女を認可外保育所の保育事故で亡くしたのをきっかけに、地域や全国のお母さん、お父さんとつながって、保育環境の改善や待機児童解消を求めて活動してきました。安倍首相は、消費税を10%に上げた財源で保育料の無償化を行うと表明しました。なぜ、このタイミングなのでしょうか。政府は2017年度末までの待機児童解消、子育て支援の充実を図ると言っていましたが、先送りにされ、全国的に公立保育所の廃止・民営化が進められて、保育への公的責任が投げ捨てられているのが現状です。政府の待機児童解消策は、定員の詰め込みや無資格者の活用など、子どもたちの安全や健全な育ちを無視したものばかりです。 不十分な待機児童対策しかしないのも、安保法制を認めて憲法を変えようとしているのも、根っこにあるのは、命を大事にしない政治だと思います。こんな政治は変えなければいけない。「安心して子育てができる社会にしてほしい」「子どもたちに平和な未来を手渡したい」と思っている、たくさんの市民が思いを託すことができるのが共産党だと思っています。 (9月30日、さいたま市・JR浦和駅東口で)