2005年3月4日(金)「しんぶん赤旗」
再発防止策が必要
堤前会長逮捕
小池政策委員長が談話
日本共産党の小池晃政策委員長は三日、コクド堤義明前会長の逮捕について、次の談話を発表しました。
堤氏については、有価証券報告書の虚偽記載やインサイダー取引に主体的にかかわっていた疑いが強まっており、逮捕は当然である。
この問題は、上場会社や証券市場に対する社会的な信頼を失墜させた。社会的信頼の回復のためには、日本有数の大企業で、なぜ虚偽記載を長年続けることができたのかなどについて、全容の解明が必要不可欠である。また、政府や証券取引所などによる真剣な再発防止策が必要である。
【関連記事】
- 堤コクド前会長逮捕/証取法違反容疑/政治家との関係は?/「西武王国」直撃
- 解説 一族支配の構造破たん/堤コクド前会長逮捕
- 主張 堤前会長逮捕/企業の在り方が問われている