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日本共産党

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赤旗

日本共産党創立96周年によせて

各界メッセージ

日本共産党は7月15日、党創立96周年(1922~2018年)を迎えました。各界からのメッセージを紹介します。

献身的な努力を淡々と

雨宮さん写真

作家・活動家 雨宮処凛さん

 1週間前、父親がホームレス状態だという人から相談を受けました。地元の共産党の市議さんにつながって、「本当によかった」とメールをくれました。一番どん詰まりの人のところに共産党がいて、生活と健康を守る会のような市民運動と一緒に、献身的な努力を当たり前のように淡々とやっている。困った人を助けるノウハウを96年も積み上げている。そういう姿を見ると「人間、捨てたもんじゃない」と感じます。

 今年は米騒動100周年。農民が困窮の末に立ち上がった、その4年後に共産党ができたんですね。戦争があり、時代は断ち切られたけれど、共産党は続いてきた―あらためて考えると驚きです。

 今、10年前に可視化された貧困が、ロスジェネと呼ばれた40歳前後の人々にますます重くのしかかっています。そこに働き方改革。安倍政権は悪夢でしかない。保守派の人たちは「安倍以外にない」と言うけれど、「いや、いるよ」と。市民と野党の共闘も力をあわせて、「ここにいるよ」と言える状況をつくりたい。(2018年7月11日)

筋を通し未来見据えて

池田さん写真

早稲田大学名誉教授 池田清彦さん

 日本共産党は戦争中に厳しく弾圧されても地下でがんばって活動し、現在まで筋をずっと通していることは確かです。

 うそばかりの安倍政権はひどすぎる。あんなにうそをつく首相は憲政史上初めてじゃないでしょうか。欧米だったら政権が倒れる事態ですが日本って変な国ですよね。

 いま、生活が苦しいじゃないですか。ゆとりある生活がしたいというのが一般的な願いです。全国的に最賃1500円にするとかプラス面の政策を強くアピールしてほしいですね。

 共産党は〝唯我独尊〟から変わってきましたね。前回総選挙のときはずいぶん譲歩しました。私も「比例は共産党に」とツイートしました。柔軟性が足りないかなと思うこともありますが、共闘できるところは共闘して、存在意義を高めていってほしい。

 自民党政権のような「自分たちさえ良ければ」というような目先の政治ではなく、長い目で将来を見据えていってほしいですね。がんばってください。 (2018年7月11日)

先人の知的努力に感謝

内田さん写真

神戸女学院大学名誉教授 内田樹さん

 東アジアで最も歴史の古いインドネシア共産党が1920年の創建、次が中国共産党の21年。日本共産党はそれに続く東アジア最古の共産党である。

 20世紀に多くの東アジア諸国にマルクス主義政党が生まれたが、その現状はご案内の通りである。その歴史の中に置いて見ると、マルクス主義(科学的社会主義)を掲げる政党が国会や地方議会に安定的な議席を有している日本の例外性にはもっと驚いてよい。

 日本でも「私はマルクス主義者である」と名乗ると周囲に感情的な反応を引き起こすことがあるが、韓国や台湾やカンボジアやインドネシアでそのような名乗りを口にすることは相当のリスクを覚悟しなければならない。

 あまり言う人がいないから、声を大にして言うが、マルクス主義者として市民社会を生きることが可能であり、マルクスについて自由に学び、語ることができる学問的環境が整備されている点で、日本は例外的な場所である。

 そして、この環境は何よりも過去100年の日本のマルクス主義者たちの知性的・倫理的な努力がもたらした成果だと私は思う。先人たちからのこの贈り物に対して私は深甚な感謝の念を抱いている。日本共産党もこの点についての私からの謝意を受け取って欲しい。(2018年7月11日)

反戦を貫く姿に親近感

川井さん写真

元宮城県白石市長・元全国市長会副会長・憲法9条を守る首長の会会長 川井貞一さん

 私は昭和8年生まれで戦争を知る最後の世代として平和の尊さを身に染みてわかっています。戦前戦後一貫して反戦平和を掲げ、いまも9条擁護で活動する共産党には強い親近感を覚えます。

 安倍首相は、恐怖をあおる一方で、住民に甘い言葉をかけ、自分に都合の良い方向にもっていくポピュリストでヒトラーやムソリーニを想起させます。こうした状況のもとでは、しっかりした理論を持ち、ぶれないグループが必要です。

 2016年の参院選で東北6県の1人区では、5勝1敗の成果をあげました。私たち首長の会は、市民と各党の仲立ちとして動きましたが、一番信頼できたのは共産党でした。市民との共闘を最初に言い出し、候補者取り下げなど犠牲を払ってでも共闘の前進、勝利に貢献してくれました。来年の参院選でも各党の連携、とりわけ市民との共闘がなければ、改憲勢力による3分の2を阻止することはできません。そのために共産党には一層頑張ってほしい。(2018年7月11日)

立憲野党の共闘の中核

高山さん写真

京都大学教授 高山佳奈子さん

 日本共産党の創立96周年にあたり、心よりお祝いを申し上げます。

 私は2015年以降、各地で安保法制反対の集会や街頭宣伝に参加し、日本共産党の国会・地方議員の方々のお話をうかがってきました。それにとどまらず、昨年4月25日には日本共産党の推薦で、衆院法務委員会にて共謀罪法案に反対する意見を述べる機会をいただきました。また、性犯罪にかかる刑法改正についても、外国の状況などを党の方々と一緒に検討することができました。

 こうした貴重な機会を通じて、日本共産党の議員や秘書の方々がいかに周到に、あらゆる政策的論点について調査し議論を重ねておられるかを垣間見ることができました。重要文書の入手による不正の告発など、他にはまねできない活躍も多々示され、いまや日本共産党は、立憲野党共闘の中核として、他党の支持者からも厚い信頼を得ています。これをもとに、国政・地方政治にますます鋭く切り込んでいかれることを望みます。(2018年7月11日)

国会中継に胸すく思い

立川さん写真

落語家 立川談四楼さん

 党創立96年、おめでとうございます。創立を見届けた方がご存命であれば、ぜひ感想を伺いたいと思う長い年月です。

 私は保守論壇の重鎮・西部邁先生の晩年におつきあいいただいた者ですが、あるとき先生がこう言ったのを鮮明に覚えています。「いま一番まっとうな保守は共産党だ」と。衝撃でした。ちょうど共産党が選挙で自らの候補を降ろしてでも野党統一を呼びかけた時期で、以来見る目が変わり、大注目となったのです。志位委員長がモリカケ問題を追及する力強さといったらありません。「国会で首相がうそをついていたら民主主義が成り立たない。大問題だ。だからこの問題は徹底的にやる。首相が辞めるまでやる」。意気軒高とはまさにこのことです。

 現在の共産党は国会中継を見れば分かるごとく優秀な人材がそろい、胸のすく思いをさせてくれます。さらなる追及を希望し、創立96年の祝いの言葉とさせていただきます。(2018年7月11日)

〝ぶれない〟素晴らしい

松元さん写真

コメディアン 松元ヒロさん

 日本共産党は96年間、党名を変えず、立場を変えない。それが素晴らしいし、信用がおけます。よく「芸人は真ん中でないと」というけれど、真ん中が正しいわけじゃない。世の中が右傾化していくと、真ん中も右による。共産党は、ずっと労働者や庶民の立場にたっている。戦前の弾圧をうけた時代だって変わらない。自分の信念を人や世の中に委ね、空気を読む風潮のなか〝ぶれない〟というのは結構難しい。

 「赤旗」は日曜版から始めて、今は日刊紙も読んでいます。普通の新聞が取り上げないようなこともはっきりと書く。

 ネタづくりにも役立っています。ライブでも日刊紙の「公文書改ざん 宮古島市職員は有罪 佐川前局長不起訴」(7月3日付1面)を紹介しました。ギャグを交えて。大うけでした。「知らなかった」「どこで知ったの」とも聞かれました。

 日本共産党には、これからもぶれずに頑張ってほしい。ぼくも芸人として新しいことを取り入れつつ、ぶれずにつづけていきます。(2018年7月11日)


「しんぶん赤旗」2018年7月11日付