2010年3月13日(土)「しんぶん赤旗」

高校無償化法案を可決 衆院委


 衆院文部科学委員会は12日、高校無償化法案を施行3年後の見直し規定を加えた上で、日本共産党、民主、公明各党の賛成、自民党の反対で可決しました。

 高校無償化法案は公立高校の授業料を不徴収とし、私立高校生には世帯の所得によって年11万8800〜23万7600円を就学支援金として支給することが主な内容。高校に類する課程を持つ専修・各種学校も対象となります。

 日本共産党の宮本岳志議員は賛成討論(全文)を行い、民主党が合意のないまま質疑を打ち切ったことを批判した上で、高校無償化の方向が出されたことは運動の成果であり当然のことだと指摘。公私間格差など問題点の改善、朝鮮学校を除外しないことなどを強く求めました。



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