2023年12月10日号

日曜版スクープがついに、自民党の主要派閥の政治資金パーティーの“裏金”疑惑に発展しました。さらに、麻生派(志公会)でも“裏金”処理が派閥ぐるみで行われていたことを裏付ける決定的証言を得ました。
企業・団体献金の抜け穴で“裏金”をはじめ不正の温床となっている政治資金パーティー。日本共産党国会議員団は5日、政治資金パーティー収入も含めた企業・団体献金全面禁止の改正案を参院に提出しました。
昨年、『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』で深刻な性暴力を題材にした、作家の井上荒野さん。新作『照子と瑠衣』は、70歳の女性2人が老いや性差別を吹き飛ばしてゆく、痛快なエンターテインメントです。
法制審議会(法相の諮問機関)家族法制部会は、“原則「離婚後共同親権」導入”となりかねない「要綱案の取りまとめに向けたたたき台」を示しました(8月)。「拙速な導入はちょっと待って」「議論を尽くして」との声が広がっています。
7日から10日にかけてフィギュアスケートのグランプリファイナルが北京で開催されます。注目の選手をフリージャーナリストの辛仁夏さんが解説します。
大きな身ぶりで、オーケストラを鼓舞するようなステージから、“炎のコバケン”と呼ばれます。エネルギッシュな指揮ぶりは、83歳の現在も健在で、今年も60回近くコンサートをこなしています。
日本共産党は来年1月15日~18日の日程で第29回大会を開きます。100年余の党史を踏まえ、次の100年に向かう最初の大会。その決議案のポイントを紹介するシリーズの2回目です。
安倍政権が2013年から強行した生活保護基準の引き下げは違法―。愛知県内の生活保護利用者13人が国や自治体に引き下げ処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が名古屋高裁(長谷川恭弘裁判長)でありました。(11月30日)
核兵器禁止条約の第2回締約国会議が11月27日から12月1日までニューヨークの国連本部で開かれました。日本共産党を代表して参加した笠井亮国際委員会副責任者・衆院議員に話を聞きました。
米軍横田基地(東京都)配備の特殊作戦機CV22オスプレイが11月29日、鹿児島県の屋久島沖で墜落しました。乗組員8人全員が死亡。国内でオスプレイによる死亡事故は初めてです。
2カ月以上続くパレスチナ・ガザ地区へのイスラエルの大規模攻撃。その背景についてイスラエル・パレスチナ問題に詳しいハディ・ハーニ明治大学特任講師に聞きました。
公害の原点といわれる水俣病。新潟県の学生が毎年、同県阿賀野川流域と、熊本県水俣市を訪れて水俣病のフィールドワークを実施しています。学生がそこで見て感じたものは―。
韓国のドラマや映画、音楽など、韓国カルチャーが世界を席巻しています。今や韓国の絵本にも世界の注目が集まっています。ちひろ美術館の竹迫祐子さんに、韓国の絵本を紹介してもらいました。
スタイリスト・中村のんさんの「おしゃれノート」。若い人たちが中心の空前の古着ブームのなかでの冬の装いを考えます。
半野喜弘監督3作目で、反戦や環境保護のメッセージをくっきりと鮮やかなモノクロ画像に込めて、見ごたえある作品に仕上げました。8日から東京・TOHOシネマズ日比谷で公開。順次全国で。2時間49分
ことしはテレビ放送開始70年という節目の年。第74回NHK紅白歌合戦のテーマは“ボーダーレス”です。見どころを、ライターの小山桜さんが解説します。
お笑いコンビ「Aマッソ」のネタ作り担当・加納愛子さんが、エッセー集を出しました。
NHKBS時代劇「あきない世傳(せいでん)金と銀」(原作/高田郁、脚本/山本むつみ、金曜午後7時30分)に呉服商の三男・智蔵役を演じています。
今年のノーベル生理学・医学賞に選ばれた米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコ客員教授とドリュー・ワイスマン教授。新型コロナウイルのmRNAワクチンの開発を可能にした画期的な発見をしました。分子生物学研究者の岩浪和人さんに聞きました。
さまざまな不調に悩まされる更年期。NHKなどの調査では、離職するなど雇用や収入にマイナスの影響があった「更年期ロス」の女性(40代から50代)は推計75万人(15%)を超えます。対馬ルリ子・女性ライフクリニック銀座院長がアドバイスします。