2023年06月25日号

「岸田政権は私たちの声を聞け!」―。国民の怒りの声が広がり、内閣支持率が急落しています。日本の進路を左右するような重大法案が、次つぎと強行された通常国会。岸田政権と与党の自民・公明に加え、維新、国民両党が手助けしたからです。
教職員の多くが過労死ラインを超えて働いています。病気休職者が増え続け、なり手も減る事態は、各地で「教員不足」を引き起こしています。教職員の健康と生活を守るため、長時間勤務の解消は急務です。
広島、長崎への原爆投下を裁く市民法廷の開催に向けた第1回国際会議が韓国南部・星州(ソンジュ)郡で開かれました(7日)。その模様を現地からリポートします。
実話を基にした主演映画「オレンジ・ランプ」が30日から公開されます。真央(貫地谷)は、自動車のトップ販売員である夫・晃一(和田正人)、娘2人と穏やかに暮らしています。ところが夫が39歳の時、若年性アルツハイマー型認知症と診断されます。
「税制でくらし、生業(なりわい)を壊すな―。10月から導入予定の消費税のインボイス(適格請求書)制度の中止を求める「インボイス全国一揆」が全国でいっせいに行われました(14日)。
マイナンバーカードも「マイナ保険証」もトラブルが相次いでいるにもかかわらず、自民・公明・維新・国民などが賛成して成立した改定マイナンバー法。全国紙4紙などがそろって社説で“いったん立ち止まれ”と主張する異例の事態になっています。
故・ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性虐待問題で、ジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が、記者会見をしました。被害の実態解明が再発防止の原点です。
78年前の沖縄戦では20万人を超える人々の命が奪われました。6月23日は、その犠牲者を追悼し恒久平和を誓うため沖縄県が定めた「慰霊の日」です。沖縄戦体験者の山里節子さん(85)に話を聞きました。
欧州リーグで活躍する2人の日本代表選手のステップアップに注目が集まっています。スコットランド・セルティックの古橋亨梧選手と独フランクフルトの鎌田大地選手です。サッカー元日本代表で解説者の都並敏史さんが解説します。
気候危機の打開のために活動している若者の団体、record1.5(レコード・ワン・ポイント・ファイブ)が「COP27ドキュメンタリー 気候危機が叫ぶ」を製作し、上映運動を始めています。
子育てでの留意点や楽しさを岐阜県大垣市の「はだしっこ保育園」園長の山田貴史さんと、和歌山生協病院・小児科医師の佐藤洋一さんが語ります。
線を描くようにししゅうされた刺し子。素朴で美しい技法はいまも受け継がれています。今回紹介するのは、そんな刺し子の眼鏡入れです。家に眠っている端切れを縫い付けて、オリジナルの刺し子の眼鏡入れはいかがでしょうか。
児童文学作家の山本悦子さんが、このほど、日本児童文学者協会賞を『マスク越しのおはよう』で受賞しました。山本さんに聞きました。
柳田國男の「遠野物語」の民話に着想を得た、1人の女性をめぐるファンタジーです。30日から東京・ユーロスペース、シネスイッチ銀座ほかで公開。98分。
加藤健一事務所が29日から、二人芝居「ジン・ゲーム」を上演します。加藤さんに見どころを寄稿してもらいました。
10月から導入が狙われている消費税のインボイス(適格請求書)制度について、劇作家の丸尾聡さんが、芝居「演劇大変! どうなるインボイス?」を作・演出しました。丸尾さんに寄稿してもらいました。
2011年の東日本大震災の被害が大きかった福島・宮城・岩手の3県で今年、議員選挙が相次いで行われます。最初の県都での選挙となるのが、7月2日告示・9日投票の福島市議選(定数35)です。