2023年02月12日号

「異次元の少子化対策」として子育て支援を打ち出した岸田文雄首相。子育ての現実や女性の負担を理解しない発言が相次ぎ、厳しい批判を浴びています。首相秘書官による同性婚についての耳を疑うような差別発言も。世界でも遅れている岸田政権のジェンダー認識、古めかしい家族観が、少子化対策に影響を与えています。
英国放送協会(BBC)が昨年12月に発表した「100人の女性」に、東京を拠点とするクライメート・インテグレート代表理事の平田仁子さんが選ばれました。平田さんに気候危機について話を聞きました。
法律上の性別が同じカップルが結婚できないのは憲法違反―と正面から問う日本で初めての訴訟「結婚の自由をすべての人に」の提訴(2019年2月14日)から4年になります。原告と支援者の訴えが世論を動かしてきました。
天真らんまんな人柄が周りを笑顔にします。ドラマ「大奥」で徳川5大将軍・綱吉を演じています。
政治資金規正法違反の疑いで刑事告発されている高市早苗経済安全保障担当相をめぐる重大疑惑が浮上しました。高市氏とともに告発された同氏の公設第一秘書が、“違法の証拠”である別団体の政治資金収支報告書の“訂正”や、領収書の差し替えをおこなっていた疑いが編集部の取材で判明しました。連続追及第5弾です。
日本共産党が統一地方選挙政策アピール「大軍拡ストップ 平和でも、暮らしでも、希望がもてる政治を」発表(2日)。志位和夫委員長が会見しました。田村智子副委員長・政策委員長が同席しました。
日本共産党の小池晃書記局長は6日、記者会見し、党京都南地区委員会常任委員会と党京都府委員会常任委員会が同日までに、松竹伸幸氏の除名処分を決定したことをめぐり、「一部で『異論を持ったから除名した』との報道がありますが、これは事実と違います」と否定しました。
小池氏は「日本共産党規約は、中央委員会にいたるどの機関に対しても、党員が自由に意見を述べることができ、異論があれば保留する権利もあるということをはっきりうたっています。今回の対応は異論を持ったからやったものではありません。そうした権利を行使することなく、突然、党規約及び党綱領に対する攻撃を行ったことに対する処分です」と説明しました。
新型コロナウイルスワクチン接種後、副反応の疑いがあるとして医療機関から死亡事例は約2000件に上ります。ワクチン副反応検討部会(厚生労働省)では、事例について専門家による評価を行っていますが、99%は「ワクチンと死亡との因果関係不明」で検証が終わっています。
昨年の北京五輪カーリング女子で銀メダルを獲得したロコ・ソラーレが、ワールドツアー最高峰、グランドスラム(SG)のカナディアンオープンを日本勢男女通じて初制覇。続く日本選手権で連覇を達成しました。強さの理由を、長野五輪日本代表スキップで競技解説者の敦賀信人さんに聞きました。
予備群を入れると、2000万人ともいわれる糖尿病。糖尿病のある人への差別や偏見をなくすために、「糖尿病スティグマ」をなくす取り組みが、日本糖尿病学会と日本糖尿病協会を中心に2019年から始まっています。地域で糖尿病医療に取り組む、井上朱実さんに聞きました。
生活研究家の阿部絢子さんの年4回連載の「ほどほどぐらし」です。
東京大学名誉教授の姜尚中さんがエッセー集『生きる意味』を出しました。「逆境の時代」を「生きる意味」とは―。
今期の連続ドラマには、「もしも」を起点にした魅力的な作品がそろいました。フリーライターの岩根彰子さんが解説します。
会場は開演1時間前からファンでいっぱいでした。2日間で2万人。1月21、22日両日、東京・有明アリーナで開かれた香取慎吾さんのライブ「Black Rabbit」です。
新型コロナウイルスとインフルエンザが流行中です。今年は、多くの地域で「過去10年でスギ花粉が最大の大量飛散となる」と予測されています。日本医科大学大学院医学研究科頭頸部感覚器科学分野の大久保公裕教授に花粉症対策と、重症花粉症に効く最新治療について聞きました。
1934年。四つの落下傘が豪雪の森林地帯に舞い降りる始まりから引き込まれます。ソ連から満州ハルビンに潜入する工作員の姿を描きます。10日から新宿ピカデリーほか全国で。2時間