2023年01月15日号

高市早苗経済安全保障担当相らが政治資金規正法違反(不記載)の疑いで奈良地検に刑事告発されたことが編集部の取材でわかりました。編集部の取材を受けた高市氏側は突然、違法の疑いの“証拠”である、自らが発行した領収書を、違法が問われない領収書に再発行して差し替えるという前代未聞の対応に。岸田政権の主張閣僚を巡る「政治とカネ」の新たな重大疑惑です。
年明け5日、日本共産党は第7回中央委員会総会(7中総)を開きました。来年1月に開催予定の党大会までに、前大会比で130%の強く大きな日本共産党をつくることを最大任務とし、今年を強く大きな党をつくる歴史的な年にする決意を固め合いました。志位和夫委員長が行った幹部会報告の要点を紹介します。
島根県の中央部、中国山地の山あいに位置する邑南町(おおなんちょう)。自然豊かな里山で、米作りと和牛飼育の小さな家族農業を営んでいるのが、農民運動全国連合会(農民連)会長の長谷川敏郎さんです。環境と共生する循環型の農業の喜びと苦労を体験しよう、と日本共産党の小池晃書記局長が12月末に訪ねました。
今年10月の導入が狙われている消費税のインボイス(適格請求書)制度。雇用契約のない「フリーランス」の形で働いている人も広く影響を受け、声優やアニメ、漫画、演劇などの関係者らが「日本の文化・芸術を先細りさせる」反対の声を上げています。
補欠から世界一に上り詰めた夢物語の主人公です。体操の世界選手権種目別の平均台で優勝した渡部葉月選手(18)。初の大舞台で金メダルをつかんだ高校3年生に、物語の内幕とその続きを聞きました。
17日から始まる連続ドラマ「星降る夜に」で主演します。感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴役です。
第8波の新型コロナウイルス感染拡大のもとでも無為無策の岸田政権。1日の発表としては死者数が過去最多となるなど極めて深刻な状況です。どう見るのか、昭和大学客員教授の二木芳人さん(日本感染症学会認定専門医・指導医)に聞きました。
「新聞用紙急騰に伴う減ページにご理解とご協力をお願いします」(12月25日号掲載)でお知らせしましたように、日曜版は今号(1月15日号)から4ページ減の32ページとなります。
読者のみなさんから「どうか負けずに記事を豊かに、大軍拡の政治に対決してください」「残念ですが、これからに期待しています。どのページも大切に読んでいます」「日曜版の価値を多くの人に知ってもらいたいです。頑張ります」など、温かい激励の言葉が寄せられています。ありがとうございます。
私たちは来年1月に予定している第29回党大会までに、前の大会に比べて130%の強く大きな日本共産党(36万人の党員、130万人の読者)をつくろうと運動をしています。
どうか、周りの方に日曜版をおすすめいただければ、と心からお願いいたします。
日曜版の減ページについて、「どのページが減るのか心配です」「私のお気に入りのページをなくさないでください」などの不安の声も寄せられました。
できるだけどんなページや欄もなくさないよう工夫していきます。ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。
性教育についてユーチューブで動画配信する助産師のシオリーヌさん。摂食障害や家族との不和など、これまでの半生をエッセーにまとめました。もがき苦しんだ日々を明かした思いを聞きました。
注意欠如・多動症(ADHD)は、発達障害の一つです。子どもの場合は、学校生活などに支障が出てしまうことがあります。どんなサポートが求められているのでしょうか。昭和大学附属烏山病院の岩波明病院長に聞きました。
日本語とドイツ語で創作する作家の多和田葉子さんの最新作『太陽諸島』が刊行されました。国も言葉も性別さえも越境していく長編3部作の完結編です。ドイツ・ベルリン在住の多和田さんにオンラインで話を聞きました。
ハリウッドで“神”と呼ばれた映画プロデューサーによる性暴力を告発した2人の女性記者を描いた映画「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」(マリア・シュラーダー監督)が13日から公開されます。ピュリツァー賞受賞の調査報道を映画化した話題作です。
すべてのドイツ占領下や同盟国から東ヨーロッパの絶滅収容所へユダヤ人を強制送還する始まりとなった「ヴァンゼー会議」。80年前のこの会議を議事録に基づき再現した映画「ヒトラーのための虐殺会議」(マッティ・ゲショネック監督)が公開されます。
宮野真守の約5年ぶりの、通算7枚目のフルアルバム「THE ENTERTAINMENT」(キングレコード)が、リリースされました。渾身の会心作と評判を呼んでいます。音楽ライターの梅岡彩友美さんが魅力を語ります。