2024年9月20日(金)
9・19日比谷集会
小池書記局長のスピーチ
日本共産党の小池晃書記局長が19日、東京都内で開かれた「9・19日比谷集会」で行ったスピーチは次の通りです。
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日本共産党の小池晃です。今日の集会は「戦争法廃止!裏金政治を終わらせよう! theEND自民党政治」を掲げています。大賛成です。
私は、2015年の戦争法反対のたたかいの時から、みなさんとともに「野党は共闘」と、こぶしを振り上げ、声をからして訴えてきました。
その一丁目一番地は、安倍政権による集団的自衛権行使を容認した閣議決定を撤回し、安保法制=戦争法を廃止することです。そこで一致したからこそ、他の野党とも、互いに信頼し、力を合わせてきました。今もその気持ちに変わりはありません。
しかし、今の状況はどうでしょうか。はっきり言って、転機に差し掛かっていると思います。
自民党政治を終わらせた後に、いったいどういう政権をつくるのか。さまざまな議論が行われています。その中では、「安保法制=戦争法は違憲だが、すぐにはなくせない」という議論があります。
そういう政権をみなさんは望んでいるのでしょうか。そういう政権をつくるためにたたかってきたのでしょうか。
「原発ゼロ」とも言わない、そんな政権でいいのでしょうか。
消費税には指一本触れない、そんな政権をみなさんは望んでいるのでしょうか。
決してそんなことはないと思う。今こそ声をあげましょう!
自民党政治は終わらせなければならない。その時には、政治の中身も大きく変えなければならない。
裏金政治を終わらせるために、企業・団体献金を全面禁止しよう。
統一協会との底知れない癒着を、きっぱり断ち切ろう。
戦争法を廃止して、立憲主義を取り戻そう。
日米同盟を絶対視する立場から抜け出して、憲法9条を生かした平和外交を展開しよう。
政治の中身を変える、大きな運動を巻き起こしましょう。日本共産党はそのために全力をあげる決意です。