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正規化求める声次々

青年雇用フェスタ実行委福島県と懇談


 福島県労連や民青同盟でつくる青年雇用フェスタ実行委員会(岩渕友実行委員長)は二十四日、福島県と青年の雇用問題で懇談しました。県側は、商工労働部の今泉秀記政策監らが応対しました。

 岩渕実行委員長は、「青年雇用アンケートで、不安定雇用の多くの青年が正社員になることを求める声が出されている。同時に、正社員も含め、低賃金と長時間労働の状況におかれ、サービス残業など違法な働かされ方をしていることが明らかになった」と話しました。

 参加した青年労働者からは切実な訴えが出されました。「一日、六時間働いても四時間分しか給料が払われない」(コンビニアルバイト)、「正社員が四割で、必要なサービスを利用者に継続できない」(介護職場)などの声に、県の担当者も熱心に聞き入りました。

 雇用労政課の吉田和史課長は、「非正規雇用でなく正社員を増やしていきたいという考えは私たちも同じだ」とし、「県が実施している無料労働相談でも違法な働かされ方をしている労働者からの相談が寄せられている。県としてみなさんの意見も聞きながら、やれることをやっていきたい」と話しました。

 日本共産党県議団の神山悦子、宮川えみ子両県議が同席しました。

(2008年07月26日付「しんぶん赤旗」)



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