人間らしく働きたい 大阪青年大集会「同じ思いやねんな」「ノー・モア・サービス残業」「人間らしく働くルール、みんなで一緒につくろうや!」――。手書きのボードがいっせいにリズムにのって上下します。 「まともに生活できる仕事を! 人間らしく働きたい! 大阪青年大集会」とパレードが二十一日、大阪市内で取り組まれ二百人が参加しました。労働組合青年部や民青同盟大阪府委員会などでつくる同実行委員会が主催したもの。 全体集会では、派遣労働の実態が語られたほか、福祉、教育分野、業者の青年がリレートークし、青年が置かれている劣悪な状態を語りました。 首都圏青年ユニオンの河添誠書記長と日本共産党の山下芳生参院議員がパネルディスカッション。「自分を責めないで。悪いのは違法をしている企業です。優しく温かい居場所をつくって、元気になった人から声をあげていきましょう。そうすればきっと変えられる」(河添さん)、「ルールを変えることと同時に、悩みを一緒に考えてくれる仲間をつくってください」(山下さん)と青年への声援が送られました。 偽装請負を告発してたたかっているという女性(31)は「大変なのは私だけじゃなく、みんな同じ思いやねんな、と分かってうれしい」と話しました。 (2008年07月22日付「しんぶん赤旗」) |
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