“派遣法改正”力合わせ全国青年大集会成功へプレ企画全国青年大集会2008(十月五日・東京都の明治公園)のプレ企画第二弾「日雇い派遣は禁止! 偽装請負はなくせ! 派遣法改正のいま」と題した学習交流会が十五日、東京都内で開かれました。主催は同実行委員会(首都圏青年ユニオン、全労連青年部、全学連、日本民主青年同盟など)。六十五人が参加しました。 労働者派遣法の歴史や秋の臨時国会への提出が予定されている派遣法改正について派遣ユニオンの関根秀一郎書記長、全労連の伊藤圭一調査局長が発言しました。「労働者保護となる派遣法改正へ向け力を尽くしたい」と確認しました。 同実行委員会に参加している団体から運動報告がありました。全学連は学生の生活実態調査を行い、五十大学約一万人から声を集め、85%が「学費が高い」と回答していると報告し、「週五日バイトし、勉強ができない」と深刻な実態を紹介。「声を上げれば変えられると伝え共感を広げた」と述べました。 ロリータファッションブランドのBABY(ベイビー)でアルバイトとして働き、店長の暴言に抗議したため解雇された岩上愛さん(22)は「現状を変えるためには声を上げ、協力し合い、人ごとだと思わないこと。私は声を上げました」と話しました。 同実行委員会が集会に向けて呼びかけている日雇い派遣調査について、民青同盟の田中悠委員長が発言。「実態を告発し、運動で変えていきたい」と述べました。 (2008年07月17日付「しんぶん赤旗」) |
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