夢を奪わないでファッションブランドBABY解雇撤回求め宣伝 東京・原宿「“お姫様”になれるロリータファッションブランドのBABY(ベイビー)は夢を奪わないで」。BABY三宮店(神戸市)でアルバイトとして働き、店長のいじめや言葉の暴力に抗議したため解雇された岩上愛さん(22)と支援者は十五日、東京都のJR原宿駅竹下口前で解雇撤回を求める宣伝をしました。 岩上さんは「理不尽な解雇が二度と繰り返されないよう行動しています。若い方に労働者の権利を知ってほしい。バイトだから我慢する必要はありません」と訴えました。 全労連、全労連青年部、首都圏青年ユニオン、日本民主青年同盟なども宣伝に参加しました。 ビラを読んでいた高校生(17)は「かわいらしい服を売っている会社なのに残念です。一方的な解雇はよくないですね」と話します。 BABYの店によく服を見に行くという十九歳の専門学校生は「解雇事件のことは初めて知りました。ショックです。何か協力したい」と話していました。 宣伝後、岩上さんらはBABY本社を訪ね、団体交渉に応じるよう要請書を渡しました。岩上さんとともに上京した、BABYの客で支援者の湊さん(22)=専門学校生=は「多くの人に訴えたい。社長には交渉に応じて誠実な態度を示してほしい」と話します。 (2008年07月16日付「しんぶん赤旗」) |
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