仕事探すも低賃金のみ

高松でキャラバン

　「日本共産党といっしょに日本を変えるネットワーク香川」は六、七の両日、青年・学生キャンペーン四国コースの一環として、高松市や西讃地域など約三十カ所で宣伝をしました。二十九人が参加しました。

　六日の高松市の行動では、浴衣や甚平、かえるの着ぐるみなどを着た十九人が「残業代ちゃんともらってる？」などのパネルを持って高松中央商店街を歩きました。ビラと短冊を手渡して、「政治への願い」をササの葉に結んでもらいました。

　キャラバン・カーの上からは、参加者一人ひとりがそれぞれの思いを訴えました。

　参加者の男性（２２）は「私は今、失業中で毎日ハローワークに通っているが、低賃金で不安定な仕事しか見つからない。青年が安心して働き将来に展望を持てる日本にするために日本共産党を応援してほしい」と訴えました。

　かえるネット香川の田辺健一事務局長は「世界の先進国では学費無料が当たり前だ。労働者を守る法律もある。日本共産党といっしょに誰もが安心して生きていける社会をつくろう」と呼びかけました。

　各地では多くの人が立ち止まって訴えに耳を傾けました。

　訴えを聞いて、短冊に願いを書いた女性（１８）は「和裁士の技術を学んでいます。一人前になったとき、ちゃんとした収入が得られ、生活できるような日本になってほしいです｣と話していました｡

（２００８年０７月０８日付「しんぶん赤旗」）