「社会変えよう」青年が連帯 団交しタイムカード実感できた労組の力 京都労働者派遣法の抜本改正を求めて、日本共産党京都府委員会と民青同盟府委員会が主催する「学ぶ・つながる・変える 雇用大集会」が二十一日、京都市中京区で開かれ、ホームページや看板を見てきた青年など百八十人が参加しました。 日本共産党の山下よしき参院議員が講演し、偽装請負の告発など青年のたたかいが世論を動かし、非人間的な派遣労働の実態を告発した志位和夫委員長の国会論戦などで、大企業の雇用戦略を追いつめてきたと強調し、日本共産党の派遣労働者保護法を紹介しました。 交流では、スーパー・フレスコでサービス残業をなくそうと労働組合を結成した、男性(24)らが発言。男性は、ずさんな労働時間管理に疑問を持ち、地域ユニオンに相談して組合結成にいたった経過などに触れ、「団体交渉で七月からはタイムカードを導入させた。労働組合の力のすごさを実感している」と語りました。 製造業の青年派遣労働者らが組合を結成し、労働条件改善を勝ち取る成果や、教員の超過勤務で採用一年目でうつ病などで休職する実態と是正の運動、民青同盟の青年雇用アンケートの取り組みが紹介されました。京都府・市議会で、党議員団の論戦と運動で雇用対策が前進していることが報告されました。 京都総評の岩橋祐治議長が連帯あいさつし、日本共産党の成宮まり子府国政委員長(参院京都選挙区候補)が司会をつとめました。 (2008年06月23日付「しんぶん赤旗」) |
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