若者の使い捨て許さぬ働き方考える集会に150人 岡山日本共産党岡山県委員会は十八日、「人間らしい働き方を考える集会」(東つよし実行委員長)を岡山市で開き、青年ら百五十一人が参加しました。 第一部の「ぶっちゃけトーク 僕のわたしの働き方」で、実行委員会のメンバーが「青年お仕事アンケート」(回答八十人)結果を紹介。「働き方」では非正規雇用が45%にのぼり、賃金は「ワーキングプア」とされる月十六万円以下が49%をもしめました。 四人の青年が「在宅介護の職場は低賃金で、家族が養えないから男性も結婚退職をしなくてはいけない」、「派遣で働く青年の時給は八百五十円。生活できないので退社後も、午後七時から翌日の午前二時までアルバイトをしていた」と実態を語りました。 民放労連放送スタッフユニオン岡山oniビジョンケーブル支部委員長の國冨裕司さん(36)は偽装請負を告発し、雇用を守った経験を紹介。「いまの働かされ方は、結局使い捨て。許せないものがある」とのべ、「だれかのためになれるよう、たたかいの経験を生かしたい」と語りました。 第二部で、人間らしく働けるルールをつくる日本共産党の「提案」を紹介した党国民運動委員会の筒井晴彦さんは「若い人が自らの能力を発揮できる社会をつくるため、職場や地域の党支部とともに全力をあげて取り組みたい」とのべました。 参加者は「若い人の話を聞いて熱意と勇気をいただいた。日本を救えるのは共産党しかない」と感想を語り、その場で入党する青年もいました。 石村智子衆院比例中国ブロック候補が司会を務め、東同候補が実行委員会を代表してあいさつしました。 (2008年05月20日付「しんぶん赤旗」) |
|