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人間らしく働きたい声上げて政治動かそう青年「雇用ネット青森」総会「青年の雇用を求める青森県連絡会」(雇用ネット青森)は二十六日、青森市のしあわせプラザで総会を開き、今後の方針を決めました。 二十人の参加者が、結成以来の運動の到達点をふりかえり、「『就職難は青年に責任がある』とさかんにいわれる中で始まった運動が、いまや、青年雇用問題が大きな社会問題になっている。引き続き運動を強め、頑張ろう」と語り合いました。 総会では、世話人の斎藤美緒さん(民主青年同盟青森県委員長)が、「青年の働く実態と今後の課題」と題して講演しました。 「ハローワーク前でアンケート対話をすると、『希望をもって保育士になったが、職場の実態は希望を奪うものだった』『製造業のラインで働いているが、ひとつの作業を十二秒でこなさないといけない。疲弊している』などの声がだされる。こうした実態を示して、『人間らしく働きたい』と声を上げてきたことが、社会を動かし始めている」と語り、青年の雇用問題での運動の発展に確信をもち、さらに頑張ろうと訴えました。 シンポジウムの開催や行政への働きかけなどを盛り込んだ方針を決め、六人の世話人を選出しました。 (2007年10月31日 「しんぶん赤旗」東北版)
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