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あきらめることないよ違法状態一緒に正そう/山梨で"働き方"シンポ若者の働き方を考えようと、「ちょっと、ちょっと!ちょっと!!考えよう私たちの仕事と働き方」と題するシンポジウムが十六日、甲府市内で開かれました。 山梨青年ユニオン、山梨県労働組合総連合(山梨県労)、民青同盟山梨県委員会が共同して開いたもので、会場のぴゅあ総合には青年労働者など四十人が集まりました。 シンポジウムに先立って、首都圏青年ユニオンの河添誠書記長が講演しました。 河添氏は、残業代未払い・有給休暇なし・社会保険未加入の?違法三点セット?が、ただでさえ低所得の若者をさらに疲弊させていると指摘し、「多くの若者が労働基準法以下の労働環境に置かれている」「非正規雇用の増大のなかで、若い人が特に法律に守られていないのが特徴です」と話しました。 職種・雇用形態を問わない、一人でも入れる労働組合としてマスコミからも注目されている首都圏青年ユニオンの活動を紹介し、「不満を感じていても、解決手段が見えないからあきらめる青年が多い。山梨でも青年ユニオンを広げ、団体交渉をやりましょう」と呼びかけました。 シンポジウムでは、河添氏のほか、民青同盟の宮内現県委員長、甲府合同法律事務所の永嶋実弁護士が報告。永嶋氏は「黙っていたら(雇用者は)味をしめる。労働者が集まってたたかうことが大事です」と話しました。
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