この収入で結婚できる?
成宮候補も参加、ホンネ次々訴え 京都
全国縦断青年・学年キャンペーンが二十三日、京都入りしました。
京都市・四条通りを空色と緑の車体に「残業代、ちゃんともらってる?」「憲法9条でいこう!」と書かれた「若者ホンネ言っちゃおCAR(カー)」が走りました。地元の青年が乗り込みアピールすると街の人が注目し、歩道から手を振って激励する人もいました。
「これで結婚して子どもを産んで暮らせるのか」。民青同盟京都府委員会の穀田全・委員長は、介護の仕事に就いている友人の月収が十五万円ほどしかないことを紹介。「青年の苦しみは自然現象ではありません。大企業が正社員を減らしパートや派遣に置き換えていったからです。違法だった派遣を自由化した法案に賛成したのが自民・公明・民主。反対したのは日本共産党だけです」。 そして、「変えていく絶好の機会が今度の参院選挙。おすすめしたいのが日本共産党です」と呼びかけました。
日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補もかけつけ、「まともに働きたくても働けないのは政治に大きな責任があります。長すぎる労働時間を短くしてパパもママも一緒に夕ご飯が食べられる、人間らしく働ける世の中をつくります」と強調。「時給千円以上にして働く人のふところを温めることは経済にとっても大事なこと。若者の未来や地域経済を大切にする日本共産党を大きくしてください」と訴えました。
日本共産党の冨樫豊・京都市議もマイクで訴えました。
(2007年06月24日,「しんぶん赤旗」関西版)
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