7月15日は日本共産党創立93周年記念日です。各界の著名人にメッセージを寄せてもらいました。
それぞれの写真をクリックすると、メッセージを読むことができます。
党創立93周年記念講演会
・憲法学者の小林節さんと、作家・僧侶の瀬戸内寂聴さんからのビデオメッセージをテキストで再現
・志位和夫委員長の記念講演テキスト
・記念講演会の録画
苦難の歴史を歩んできた日本共産党は、今や本当に一般の人の目線でたたかっていくことのできる唯一の党だと思います。暴走する政権に唯一徹底的に対抗できる勢力です。
戦前を知らない人々の中で、戦前に憧れるかのような傾向が一部に見られます。社会が間違った方向に行こうとしているときに、正面切って正す党が必要で、それが日本共産党だと信じています。
昨年、第2次大戦の「ノルマンディー上陸作戦」開始から70年の記念日に、世界19カ国の元首らがフランス北部ノルマンディーに集まりました。旧敵国のドイツからメルケル首相が出席していたのに驚きました。同首相は「(ナチス・ドイツのために)平和と自由を持たなかった人たちの経験をわれわれが生かし、平和と自由を強めなければならない」と発言しました。
日本では謝罪をすると自虐史観だという声が上がる。それを軌道修正し、正しい歴史認識を持ち、日本の憲法を世界に誇るものとして守り、進める役割も日本共産党に期待しています。
はじめにもどる日本共産党の結党93周年、誠におめでとうございます。国民のくらしと平和な日本の実現に向け昼夜を問わず奮闘する党員と関係者の皆様に対し、心から敬意を表します。
さて、現在の日本は戦争法案の強行採決や原発再稼働に代表されるように国民不在の状況にあり、沖縄でも、県民の圧倒的な民意を無視した辺野古新基地建設が強行されようとしています。こうした安倍政権の諸政策は、沖縄県民の誇りと尊厳を傷つけ続けています。
今年は戦後70年の節目の年です。オスプレイの配備撤回、普天間基地の閉鎖と返還、県内移設断念を理念とした沖縄県民の総意である「沖縄建白書」の実現へ向け翁長雄志沖縄県知事と共に、市民運動の先頭に立ち最後まで頑張ります。 立場の違いを乗り越え、「沖縄建白書」の実現へ向け「オール沖縄」に結集するきっかけをつくった皆様と共に「オールジャパン」で日本の未来を切り拓いていきましょう!
はじめにもどる党創立93周年おめでとうございます。
安倍政権の特徴は、社会保障を削減する一方で防衛費を増額し、海外で戦争する国づくりをすすめ、憲法9条と25条を同時に空洞化、破壊する政策を多くの国民や市民の反対を押しきって強行することにあります。
安倍政権の暴走を止める役割が野党に求められる中で、日本共産党の役割はますます重要になってきています。安倍政権の政策と真っ向から対決する政党として、国民の支持と期待が広がって、この間の議席拡大につながっているのではないでしょうか。
国会では戦争法案、労働者派遣法の改悪法案や残業代ゼロ法案などが審議中ですが、これをストップさせる役割と期待が大きくなっていると思います。
これまでもがんばってこられましたが、今後も役割がますます重要になってくるでしょう。日本共産党には安倍政権の暴走をストップさせる中心的役割を担ってもらいたいと思っています。大いに期待しております。
はじめにもどる戦後70年、この平和な毎日が永久に続きますように、ずっと戦後でいられますように、などと言われる方がいますが、私の本当の戦争は戦後から始まりました。
生きる戦いです。幼い子が一人ぼっちで生きることは、どなたの心にも届かぬ苦しみ悲惨がありました。新しい家族にめぐり合えて、やっと生きる苦しみから解放されるまでの長い年月でした。それほど家族の愛は尊いものだったのです。
人として戦争は始めも終わりも駄目です。決して地球上に戦争があってはなりません。正しい政治をどしどし進めてください。
赤旗日曜版、若きも老いも、そうだ! とうなずきみていますことをお知らせ申し、歴史ある党のみなさまに、真の平和を世に発信して下さることを期待いたしております。
はじめにもどる日本共産党の創立93周年、まことにおめでとうございます。
いまの日本は、再び戦争への道を歩むのか、「3・11」であれだけの災害を起こしたのにまだ原発を続けるのか、がきびしく問われています。
私は仏教者で、特定の党派の立場に立つものではありません。それでも、憲法9条擁護や、集団的自衛権行使反対、原発の再稼働反対で、一番はっきりものを言って行動しているのは共産党だと思っています。
今後も、日本国民の平和と安全のために尽力されることを期待しています。
はじめにもどる私は日本の植民地だった「満州」で生まれ育ち、太平洋戦争時は小学生でした。天皇のために戦死する考えでしたが、終戦。神と信じていた天皇は人間でした。
この戦争に反対して、弾圧され続けていた政党があった、それが日本共産党でした。創立93年、おめでとうございます。
戦後、大阪に引き揚げたわが家に、父の部下の生命保険会社員がよく来ていて、民主主義の前進を熱心に語りました。その人が置いていったと思われる共産党機関誌『前衛』がわが家にありました。俳優養成所など社会のそれぞれの時期、場所に共産党員がいました。
常に虐げられた人々の味方、それが共産党の原点でしょう。このままでは核兵器で地球が滅亡してしまうかもしれない時代、日本では安倍政権の時代錯誤な「富国強兵」路線が続いています。日本共産党があらゆる問題の本質にぐさっと切り込む、それでいてまろやかな党であってほしいと願います。
はじめにもどる戦前は多くの党員が検挙されて命を落とすなか「戦争反対」を貫き、戦後は社会保障の発展に大きく貢献してきましたね。あと7年で1世紀。長きにわたって一度も党名を変えない、理念がはっきりした政党だと思います。
最近の国政・地方選挙で、共産党が議席、得票を大幅に伸ばしているのも、〝頼れる野党は共産党しかない〟という国民の危機感と期待の表れです。
実際、徹底した調査に基づく共産党の国会質問は秀逸です。戦争法案廃案や原発ゼロなど各分野の国民運動が盛り上がりを見せている一因に、この党の存在があることは疑いありません。
国が戦争に向かう時、社会保障は常に切り捨てられてきました。「戦争する国」と「平和・社会保障を充実する国」は相反するものです。今はとりわけ危機的な状況です。であるが故に、共産党の出番です。社会保障の大改悪を繰り返す安倍政権と、まともに対峙できるのは共産党しかありません。
はじめにもどる両親(父親は映画監督・脚本家・プロデューサーで元大映専務の武田敦さん、母親は女優の岸旗江さん)は、ずっと日本共産党を応援していました。わたしはというと、母がレッドパージにあい、女優としての活躍の場を狭められたのを聞かされていたし、政治になじまず、距離を置いていました。
でも、ここ数年の状況に、それじゃだめだと改めて世の中の動きをみたとき、与党に対してぶれずに、真っ向勝負で、きちんとした対立軸の役割を果たしているのは、共産党でした!
安倍政権は議会制民主主義そのものを踏みにじっています。共産党のように頑張ってくれる政党がなかったら、日本はどうなっちゃうのか、とさえ思います。
父は「1面から3面だけでもいいから新聞は何紙か読むといい。その中の一つに『赤旗』をいれてくれるとうれしい。世の中がどうなっているか、本当のことがわかる」と繰り返し言っていました。今、その意味をひしひしと、感じています。
頑張ってください。
はじめにもどる政府・与党のゴリ押しが言語を絶する。それが政治の現状です。本格的な野党の存在がこれほど大事だった時代はなかったと思います。政党としてよって立つところが明確であり、政権と対じする野党の役割を揺らぐことなく認識しているのが本格的野党です。日本共産党はこの両方を満たしているといえます。ここが本当に力の見せどころです。
国会では駆け引きが必要な場面があるでしょうが、日本共産党は駆け引きによって自らの足元がおかしくなることがないという点が頼もしいところです。勇躍していただきたい。本当の出番が来ていると感じます。
はじめにもどる93年という長い間、1本のスジを通した政党は日本にはほかにありません。敬意をはらっています。
本来なら「おめでとう」と言いたいところですが、今の事態のなかで、「おめでとう」とばかりも言っていられません。
世論と逆行して、勝手に議会の多数の力で政策が決められていくことに、どう対処していくか。
世論を背負いながら、今まで蓄積してきた力を十分に発揮して、どうかたたかいを先導していただきたいと思っています。
そうすれば共産党を中心に大勢の人が集まってくる可能性が開けてくるのではないかと、僕ら年配の者は願っております。
奮闘を期待しております。
はじめにもどる