2014年総選挙政策

2014年 総選挙各分野政策

48、北東アジア

北朝鮮問題、領土をめぐる紛争、歴史問題などの解決をめざします

   2014年11月


 北東アジアには、北朝鮮の核兵器開発、尖閣諸島などの紛争問題、歴史問題をめぐる対立と相互不信が続いています。この地域に平和的環境をつくる外交努力を追求することは緊急で重要な課題です。日本共産党は、東南アジアで発展している平和の地域共同体を、北東アジアでも構築しようと提案しています。

 

⇒ 「北東アジア平和協力構想を語る」高麗大学での志位委員長の講演

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-28/2014102806_01_0.html

同講演での一問一答

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-13/2014111308_01_0.html

 

日朝間の諸問題の解決に力をつくす

 朝鮮半島の核問題の解決とともに、日朝双方が拉致問題の解決に必要な努力をつくし、日本と北朝鮮の国交正常化への道筋をひらかなければなりません。拉致問題や日本による植民地支配などの過去の清算といった、日朝間の諸懸案を包括的に解決することをめざした「日朝平壌宣言」(2002年)にもとづいて、この道をすすんでいくべきです。

 拉致問題では、安否不明者の再調査などの問題で、日本にとって納得できる解決がはかられなければなりません。また、日本政府は、植民地支配という日本の"過去の遺産"が、いっさい清算されないまま残っている唯一の地域が北朝鮮であることを自覚し、歴史的責任を果たす立場でとりくむことが必要です。

 

⇒ 拉致問題に関する「特別調査委」設置と対北朝鮮制裁の一部解除について 志位委員長の談話

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-07-04/2014070401_02_1.html

 

 日本共産党は以前から、ラングーン事件(1983年)など北朝鮮の国際的な無法行為を厳しく批判してきました。それに対し北朝鮮側が“日本共産党は敵の側だ”と攻撃・干渉してきたため、日本共産党は、北朝鮮の政権党・朝鮮労働党と30年前から関係を断絶しています。同時に、日本共産党は、拉致問題を含め日朝間の諸問題を、平和的な交渉によって道理あるかたちで包括的に解決することを一貫してめざしてきました。そうした党として、ひきつづき問題の平和的、外交的解決のため力をつくします。 □

 

 

 

 (c)日本共産党中央委員会