「希望退職」・転籍強要をはねかえす4カ条

1、労働基準法は「不利益扱い」を禁止。一人で悩まず、みんなで相談を

 労働基準法には「労働者を守るルール」があります。悩んでいるのはみんな同じです。職場の仲間と相談しましょう。「三人寄れば文殊の知恵」、知恵も勇気も出てきます。日本共産党も応援します。


2、ルールにもとづいて堂々と

 「私はこの会社に残ります」―この一言があなたと家族の生活を守るたしかな力です。
 転籍(移籍)とは、いまの会社を解雇されることですから、法律は「本人の同意」を厳格に決めています。これが社会のルールです。


3、「イエローカード」で警告を

 それでも会社は、「同意」を迫ってくるでしょう。
 その時は、「これ以上の説得や面談はやめてください」ときっぱり。


4、「レッドカード」をだしましょう

 この“警告”を無視して、「『同意』するまで面談をやる」「応じなければ職場はない」などと迫れば違法です。
 「労働基準監督署か弁護士に相談します」とレッドカードをだしましょう。