1972年、ニクソンが米大統領として初めて中国とソ連をあいついで訪問しました。これは、南北両ベトナムへの爆撃強化などベトナム侵略をエスカレートさせてきたニクソン政権が、ベトナム人民と、これを支援する諸国民のたたかいをまえに、窮地にたたされていたもとで、中ソとの接近・協調をはかりつつ、これを利用してベトナムへの侵略政策を遂行する「各個撃破政策」を推進しようとしたものです。
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