第3回中央委員会総会への幹部会報告の骨子
2005年4月7日「しんぶん赤旗」より
はじめに──2中総以後の党活動の概括について
- 国会活動──明りょうになった「二大政党制づくり」の本質と党議員団の役割
- 野党外交──世界の国々でおこっている変革と党の立場が深く共鳴し合う
- 中間選挙──議席でも得票でも前進への足がかりをつくりだす
- 要求活動と党建設──党勢拡大は突破すべき最大の弱点
- 三中総の四つの主題について
一、憲法改悪反対の国民的多数派の結集を
- (1)憲法をめぐるたたかいの現局面の特徴について
- 改憲策動の新たな段階の危険を直視する
- 国会内の力関係と国民世論の力関係のかい離と矛盾
- 条件と可能性をくみつくし、ゆるぎない国民的多数派の結集を
- (2)どういう政治的な訴えが大切か
- 改憲の目的が「海外で戦争をする国」づくりにあることを広く明らかに
- 米国の単独行動主義の戦争への参戦──世界の大きな流れに逆らう道
- 憲法九条改定は、侵略戦争美化の動きと結びついている
- 人権と民主主義をまもるたたかいと大きく合流して
- (3)どうやって国民の過半数を結集する運動をつくりだすか
- 全国津々浦々に草の根から「九条の会」を
- 改憲勢力の「論理」を打ち破る党独自の積極的役割を
- (4)反戦・平和を命がけでつらぬいてきた日本共産党の真価が問われるたたかい
二、内外情勢のいくつかの焦点と、日本共産党の立場
- (1)「二大政党制づくり」の本質があきらかになった
- 「脱野党」を宣言した民主党の深刻な矛盾
- 「悪政推進について協議し、合意形成をはかる」という新たな翼賛政治
- まっとうな野党としての日本共産党の役割がこんなにわかりやすいときはない
- (2)戦後最悪の大増税・負担増路線とのたたかい
- 大増税・負担増計画の具体的告発を
- 経済と景気への影響について、まともな認識も見通しもない
- 社会保障の財源論──浪費一掃と、「能力におうじた負担」が大原則
- 自公民の増税翼賛体制と正面から対決する日本共産党の役割
- (3)「日米同盟」の侵略的な大変質に反対するたたかい
- 地球的規模の米軍再編に呼応した三つの危険な動き
- 世界で軍事同盟網が崩れるなかで、強化に熱中する異常さ
- 日米安保廃棄、基地国家・日本から脱却するたたかいの発展を
三、「第24回党大会をめざす党勢拡大の大運動」を呼びかける
- (1)次期党大会を来年1月に招集することを提案
- (2)「党勢拡大の大運動」の提案とその目標について
- 次期党大会──新しい綱領ふまえ、全国選挙勝利めざす大会
- 「党勢拡大の大運動」の目標について
- 目標設定にあたっての考え方について
- (3)いまなぜ「大運動」か──その国民的意義
- 憲法改悪を許さない国民的多数派を結集できる党をつくろう
- 「二大政党制づくり」の動きを打ち破り、国政選挙で勝てる党をつくろう
- 地域・職場・学園で、国民と結びつき、要求にこたえてたたかう党をつくろう
- 新しい綱領を実現するために、将来にわたって安定的に発展する党をつくろう
- (4)「大運動」をどうやって成功させるか
- いかに全支部、全党員が参加する自覚的運動にしていくかが最大のカギ
- 要求にこたえ、たたかいに打って出ることと一体に
- 新しい綱領を学び、党を語りながら、「大運動」にとりくむ
- 温かい人間的連帯にあふれた党づくりにとりくみ、支えあって運動の推進を
- すべての党支部が、若い世代との「交流と共同」のとりくみを発展させる
四、国政選挙、東京都議選と中間選挙での前進をめざして
- (1)きたるべき全国選挙──候補者をきめ、系統的な日常活動を
- (2)中間地方選挙──この間の教訓を生かし、ひきつづき前進を
- (3)都議会議員選挙の勝利・前進のために