日本共産党

2003年5月25日(日)「しんぶん赤旗」

第六回中央委員会総会への幹部会報告の骨子


一、情勢の焦点と日本共産党の立場

イラク戦争と世界の平和秩序の展望

 (1)ブッシュ戦略の最初の本格的発動――国際社会の今後の対応として何が大切か

 (2)世界の平和のルールをとりもどし、築きあげていく展望はあるか

 (3)日本共産党が先頭にたった平和のための活動――今後に生きる大きな値打ち

北朝鮮問題と日本共産党の立場

 (1)北朝鮮は核開発計画の放棄を――平和的・外交的手段で解決はかれ

 (2)「物理的抑止力」論での核開発を放棄し、無法の清算で、国際社会の仲間入りを

 (3)核カードをもてあそぶ瀬戸際外交は、米国の先制攻撃戦略に口実をあたえる

小泉政権の二年と当面の政治的焦点

 (1)外交・安保――憲法を蹂躙(じゅうりん)した海外派兵国家づくりを許さないたたかいを

 (2)経済と暮らし――「四つの緊急要求」と「リストラ反対」の旗印を高くかかげて

 (3)情勢は、政党間の力関係の劇的な変化の可能性をはらんでいる 

二、いっせい地方選挙の総括と教訓

総括の基本的視点――「おしもどされた力関係からおしかえす」(五中総決定)

 (1)いっせい地方選挙の結果について

 (2)433万票までおしもどされた参院選の力関係からどれだけおしかえしたか

この選挙から確信にすべきことは何か

 (1)政治論戦の基本――「政党らしい政党」としての真価を発揮した訴え

 (2)獲得した得票――「反転攻勢」にむけた足がかりになる結果をえた

 (3)反共攻撃とのたたかい――恐れず勇気をもってたちむかう気概が発揮された

 (4)無党派との共同――「ともに考え、ともに行動する」という見地で

二つの大きな問題点――全党が深く教訓をひきだそう

 (1)たたかいの構え――五中総決定にもとづく構えとたたかいをつらぬいたか

 (2)党の基礎力量――「しんぶん赤旗」の読者後退は大きな痛手だった

選挙戦の指導と活動をめぐるいくつかの教訓について

 (1)地方政治をめぐる政治論戦に熟達する

 (2)「対面での対話」を骨格にすえつつ、全有権者への働きかけを

 (3)住民要求にもとづく粘り強い日常活動が、いかに重要であるかが試された

 (4)試されずみの科学的定石・鉄則を、しっかり継承することの重要性

三、選挙闘争と党建設の課題について

党大会にむけた政治日程の提案

「おしもどされた力関係からおしかえし、さらに前進を」

 (1)情勢の新しい特質を立体的につかみ、前向きの打開を本格的にかちとろう

 (2)“落ち目の反動派の悪あがき”――これを打ち破れば新しい局面が開ける

総選挙、参院選の目標と基本方針について

 (1)とりくみのリアルな起点――「どれだけおしかえし、さらに前進するか」

 (2)衆議院選挙――比例ブロックごとに現有議席確保と、いっそうの前進を展望して

 (3)参議院選挙――非拘束名簿式の比例代表でのたたかい、選挙区での再選計画

「党員・読者拡大の大運動」をよびかける

 (1)十一月の党大会を期限として目標を決め、党員拡大と読者拡大にとりくむ

 (2)国政選挙勝利とともに、長期的展望にたった本格的運動の第一歩として

 (3)党員拡大――それぞれの世代の活力を生かしながら、新しい世代への継承を着実に

 (4)読者拡大――「しんぶん赤旗」の報道が国民世論を大きく動かすように

 (5)「自覚的な政治目標をもち、科学的な陣地拡大にとりくむ党」をつくろう


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