日本共産党

2001年10月20日(土)「しんぶん赤旗」

21世紀 激動の歴史開く強大な党を

平和、暮らし守る"たたかいの組織者"に

日本共産党第三回中央委員会総会開く

「党員・読者拡大の大運動」を提起

志位委員長が幹部会報告


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第3回中央委員会総会で幹部会報告をする志位和夫委員長=19日、党本部

 日本共産党は十九日、党本部で第三回中央委員会総会を開きました。日程は二日間です。志位和夫委員長が幹部会報告をおこない、討論に先だって不破哲三議長が発言しました。


不破議長が発言

 志位委員長は(1)国際テロ問題と日本共産党の立場(2)国民生活をまもる諸闘争(3)選挙闘争の総括と方針(4)強大な日本共産党の建設の四つの柱で報告しました。

 このなかで、志位氏は、国際テロ集団の根絶のためには、国際社会の強固な団結をつくりあげることが何より重要だと強調。米軍などによる報復戦争の道から国連中心の制裁と“裁き”の道へきりかえるよう国際社会に強くよびかけました。また、広範な国民と共同して憲法違反の参戦法案の強行と実施に反対するたたかいの先頭に立つことを表明しました。

 国民のくらしが未曽有(みぞう)の危機にさらされているもとで、わが党が、国民生活の分野でも、国民の利益をまもる“たたかいの組織者”としての役割を発揮することが、いまほどもとめられているときはないと力説しました。

 志位氏は、どんな「突風」が吹いても前進できる「質量ともに強大な党」をつくることは、参院選の最大の教訓だと指摘。いま、党建設に思いきって力を入れる歴史的時期だとして、来年四月末までを期限とした「党員・読者拡大の大運動」を提案しました。とくに若い世代のなかでの党勢拡大に党の総力をあげることを強調。全党の英知と力を集めて「大運動」を成功させ、どんな政治的激動のなかでも、情勢をきりひらく不抜の力量をもった日本共産党をつくりあげる事業の新たな画期を開こうとよびかけました。

 


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