2001/09/12

【談話】

米国での野蛮で卑劣な同時多発テロを強く糾弾する

2001年9月12日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫

 ハイジャックされた複数の民間航空機が11日、ニューヨークの世界貿易センタービル、ワシントンの国防総省などに突入し、多数の人びとを殺傷した事件は、史上例を見ない野蛮な大規模テロである。日本共産党が一貫してきびしく批判してきたように、人命を無差別に奪うテロは、いかなる理由や背景があろうとも、絶対に許されない卑劣な犯罪行為である。わが党は今回のテロ事件を、国際正義と人道の名において、強い怒りをこめて糾弾する。

 テロの犠牲者となった多数の人々とその家族のみなさんに心から哀悼の意を表するとともに、多くの負傷者と救命・救援活動にたずさわっている関係者の方々にお見舞い申し上げる。

 わが党は、事件の真相解明とともに、テロ根絶をめざし、軍事力による制裁・報復ではなく、法と理性にもとづいて問題の解決がはかられることを求める。


もどる

機能しない場合は、ブラウザの「戻る」ボタンを利用してください。


著作権:日本共産党中央委員会 
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 Mail:info@jcp.or.jp