赤旗まつりでの分野別後援会の企画の紹介です。
ハンセン病問題青年ネットwithJCPが、6日の12時~13時に「ハンセン病問題はまだまだ終わっていない ハンセン国賠全国原告団協議会長・谺雄二さんに聞く」を行います。
ハンセン病問題はまだまだ終わっていない
ハンセン国賠全国原告団協議会長・谺雄二さんに聞く
日時 11月6日(土)12時~13時
場所 市民・住民運動テント(中央舞台向って左側)
あいさつ 瀬古由起子さん(党中央名誉役員、元衆院議員)
おはなし 谺雄二さん(栗生楽泉園入所者自治会副会長)
参加者との交流(一問一答)
主管◇ハンセン病問題青年ネットwithJCP
akahata2010hansen@yahoo.co.jp
ハンセン病裁判熊本判決から9年。2008年にハンセン病問題基本法も制定され、「ハンセン病、これで解決」と思っている方もいますが、いまなおハンセン病療養所には2千数百名の元ハンセン病患者の方々が暮らしており、その平均年齢は80歳を超えています。帰るべき故郷を奪われ、療養所を終の棲家と決意した(決意せざるを得なかった)入所者に新たな不安が広がっています。
●医師や看護師、介護スタッフが補充されず医療体制が空洞化するなかで、事実上の統廃合が強行されるのではないか? 実際、沖縄に二つある国立ハンセン病療養所の園長は兼任で一人が務めており、これは沖縄のハンセン病問題はじまって以来の事態です。
●香川県大島の大島青松園では島と四国本土を結ぶ官用船(定期運航船=住民の生活手段)が民間委託されようとしています。地元自治体や入所者自治会など揃っての反対の声にも、厚生労働省は「民間委託ありき」です。
ハンセン病をめぐる今の問題を知り、ハンセン病問題が何を投げかけているかを考える赤旗まつりらしいイベントです。前回の第39回赤旗まつりハンセン病問題のテント企画に参加したことをきっかけに、この4年間で何度かハンセン病療養所に通った青年もいます。
短い時間ですが、一緒にハンセン病問題を考えましょう。そして、この問題の先頭にたってきた党員入所者の不屈のたたかい・生き様に学びましょう。