芸術の秋にふさわしく、第40回赤旗まつりで素晴らしい"アート"を堪能できます。
「アート展」は、全国の専門家による絵画、版画、彫刻、書、写真、マンガ、イラストなど、多彩で芸術性ある作品、三百数十点を展示・即売する大展覧会です。気軽に立ち寄れて、お手ごろの価格で購入もできます。
「いやされ、元気をもらいました」「私の心境を鏡に映したような作品でした」。前回は6000人以上の方がつめかけました。
今回は、日本画家の宮本和郎さん、油彩画家の中西繁さん、書家の山内撼涛(かんとう)さん、及川禮助さん、ねなしかづらさん、フォトジャーナリストの森住卓さんなど。
マンガでは、本紙に連載中の「まんまる団地」のオダシゲさん、日曜版連載の「ドボン&ウズ・メメス」の葛西映子さんなどの作品が展示されます。
企画に協力いただいている美術、書道、マンガ、写真などの分野の党後援会のみなさんとも交流できます。
会場は夢の島公園内のBumB(ぶんぶ)東京スポーツ文化館。
家族の似顔絵いかが?
「似顔絵」コーナーでは、今回も第一線の画家・漫画家の方が、参加者の「記念の一枚」を描く、名物企画です。
今回も、根岸君夫さん、石野泰之さん、吉田英一さんなど、おなじみの先生方をはじめ50人を超える描き手がお待ちしています。
前回参加の画家の一人、藤田紀さん(日本美術会会員、さいたま市)は言います。「この企画は楽しいし、いろいろな方に会えるチャンスです。その人の顔のもっている、一番いい表情を描くのが人物画の基本です」。札幌市から参加する壱岐伸子さん=美術家・ファッションデザイナー=は20代のころから平和美術展事務局長を務め、障害者施設で似顔絵ボランティアの活動もしていました。壱岐さんは「全国から参加する人のダイナミックな平和への思いを感じられます。家族の絵は、最も身近な美術ですから、ぜひおみやげの一つにしてほしい」と話します。
「赤旗まつり」ならではの「似顔絵」コーナー。料金は1枚2500円。額の販売もあります。場所は、「第五福竜丸」裏の運河沿いのテント。受け付け開始は午前10時から、午後3時半までです。
(2010年10月26日(火)「しんぶん赤旗」)