(写真)福島の物産模擬店で会津の地酒を品定めする客=前回の赤旗まつり
日本酒(地酒)、焼酎、ワインなど、各地のお酒が楽しめるのも赤旗まつり(11月6~7日、東京都江東区の「夢の島公園」)での全国物産模擬店の魅力の一つです。
酒どころ新潟県からは、地酒ファンにおなじみの「久保田」「八海山」「〆張鶴」「越乃寒梅」がズラリ。全国から「関山」(岩手)、「千代寿」「大和桜」(山形)、「末廣」(福島)、「岩の井」(千葉)、「麗人」「七笑」(長野)、「福寿」(兵庫)といった銘柄がそろいます。
千葉県の「五人娘」のラベルは、アララギ派の指導的存在だった歌人・故土屋文明氏の筆によるもの。土屋氏は長野県の諏訪高等女学校の教員時代に、戦前の日本共産党の女性活動家、伊藤千代子を教えました。反戦・平和のためにたたかい、弾圧のもとで命を落とした彼女の死を悼んだ歌「こころざしつつたふれしをとめよ...」で知られています。
九州からは名産の焼酎が登場します。熊本県の「球磨焼酎」は、蔵元が力を合わせてつくった地域ブランドの米焼酎。鹿児島県からは「喜界島」などの黒糖焼酎と、「天無双」などの芋焼酎がそろいます。
沖縄県の泡盛は、「瑞穂」、「首里天(すいてん)」。20~30年物の古酒も出る予定です。
山形県のさくらんぼワインは前回好評でした。岩手県の地ビール「いわて蔵ビール」、山梨県の勝沼ぶどうの甲州ワインも人気です。
ふくのひれ酒(山口)、奄美のハブ酒(鹿児島)も楽しめます。