11月6、7の2日間、「第40回 赤旗まつり」が開かれます。東京都江東区「夢の島公園」に作る中央舞台に、前回に続いてシンガー・ソングライターの普天間かおりさんが、立ち、伸びやかな歌声を披露します。
今回は「とくに"元気"を届けたいんです」と前回に続いての出演となる普天間かおりさんはいいます。
「おじいちゃん、おばあちゃん、若い人たちや、お子さんたち、お客さんを身近に感じましたから、みなさんが私の歌を聞いて、元気を感じてほしいと思って」
前回、沖縄の踊り「カチャーシー」で会場が一体化しました。「忘れられない感動でした。みなさんが、立って踊っている姿を想像するとワクワクします」
屋外の大きな舞台で歌うことは、「特有の解放感がありますね。聞いている方、一人ひとりの顔を見て歌いたいという気持ちがあります」。
元気を届けたい理由は、もう一つあります。
普天間さんが力を入れて歌っている自作の「必要なんだよ」(発売中)が、佐賀新聞の16日付朝刊「有明抄」(「しんぶん赤旗」の「潮流」にあたる欄)で、取り上げられました。記事は「不安や孤独を抱えながら精いっぱい生きている人への応援歌」と記しています。
「この歌が持っている力を信じられます。音楽でおなかいっぱいにはならないけれど、心を励ますことはできます」と普天間さん。
東海ラジオ「普天間かおりのアハハでウフフ」(日曜 後6・0)、ラジオ福島「かっとびワイド」(金曜 後1・0)の番組を持つ普天間さん。ある女性からEメールが番組に届きました。
「友人はいますが、悩みを相談できずに家にこもっていました。そんなとき、普天間さんの歌を聞いて励まされました」と。
普天間さんは「今、自殺者が3万人を超えている時代です。だからこそ歌を届けたい」。
「時代が求め、そしてこの歌が生まれた~普天間かおりLIVE2010」と題して全国各地を精力的に巡りました。
そして11月3日は、「第32回 あいち赤旗まつり」に出演します。
前回は、赤と白の鮮やかな衣装で登場しました。今回は?
「会場の雰囲気にあうものを考え中です。楽しみにしていてください」
あたたかい笑顔で普天間さんはいいます。
「本土も沖縄もない、歌の力で会場が一つになれたらいいですね」