重度の嚥下障害救った最新治療 下
健康らいふ
坂内秀行さんは、31歳でくも膜下出血に倒れ、重い後遺症が残りました。(11面)
坂内秀行さん(40)は、31歳でくも膜下出血に倒れ、重い後遺症が残りました。(32面)
新型コロナウイルスの流行下、3密になりやすい避難所のあり方が問われています。建物の換気に詳しい東京工芸大学の山本佳嗣准教授に避難所の換気対策について聞きました。(32面)
新型コロナウイルス感染者は状況によっては自宅待機になることもあります。建物の換気に詳しい東京工芸大学の山本佳嗣准教授に聞きました。(32面)
新型コロナウイルスで避けるべき「3密(密閉・密集・密接)」の一つが「換気の悪い密室空間」です。空気調和・衛生工学会副会長の倉渕隆・東京理科大学工学部建築学科教授に話を聞きました。(36面)
胆のう・胆管のがんを胆道がんと言います。早期発見が難しく治療の厳しいがんです。かん・感染症センター都立駒込病院の神澤輝実院長に検査と診断の最新情報を聞きました。(32面)
胆のう・胆管のがんを胆道がんと言います。早期発見が難しく治療の厳しいがんです。かん・感染症センター都立駒込病院の神澤輝実院長に検査と診断の最新情報を聞きました。(32面)
緊急事態宣言が解除されましたが"コロナ疲れ""コロナうつ"を訴える人が増えています。メンタルヘルスの対策に詳しい代々木病院精神科科長の天笠崇医師に聞きました。(14面)
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で受診を控え、必要な予防接種を受けていない赤ちゃんが増えています。鹿児島生協病院小児科の森田智医師に聞きました。(32面)
新型コロナウイルス感染拡大で、妊娠した女性たちが不安の声をあげています。日本産婦人科感染症学会副理事長の早川智日本大学医学部主任教授に話を聞きました。(32面)
新型コロナウイルス感染症は、糖尿病などの疾患がある人は重症化しやすいことが明らかになっています。国立国際医療研究センターの大杉満糖尿病情報センター長に聞きました。(15面)
暖かくなってくると流行してくる感染症の一つが、子どもの喉の病気の一つ溶連菌感染症です。名古屋市・北医療生協北病院院長の近藤知己さんに聞きました。(33面)
学校健診や3歳児健診で行われる尿検査が、子どもの腎臓病の早期発見と治療に大きな役割を果たしています。(32面)
アルコール依存症の患者で治療を受けている人は5%にすぎません。筑波大学の吉本尚准教授(地域総合診療医学)は、北茨城市民病院に「飲酒量低減外来」を開設しました。(32面)
新型タバコを吸う人が急増しています。大阪国際がんセンターがん対策センター疫学統計部の田淵貴大副部長に聞きました。(14面)
大切な人ががんになったとき、家族はどう支えたらよいのでしょうか。がん患者とその家族と向き合ってきた国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科の清水研科長の話を聞きました。(32面)
膝が痛む「変形性膝関節症」で手術を勧められた和泉民郎記者は、運動療法で痛みのない生活を取り戻しました。主治医の黒澤尚石にその治療法を紹介してもらいました。(32面)
膝が痛む「変形性膝関節症」の患者数は約3000万人。スポーツ部記者の和泉民郎記者は運動療法に力を入れる医師との出会いで痛みを克服しました。(32面)
生活習慣が深く関わる2型糖尿病。糖尿病や糖尿病予備群と診断されたらすぐに、生活習慣の改善を始めることが大切です。改善のコツを国立国際医療研究センターの大杉満糖尿病情報センター長に聞きました。(32面)
糖尿病患者とその予備群は推定2000万人です。国立国際医療研究センターの大杉満糖尿病情報センター長に聞きました。(33面)
料理家のトミタセツ子さんの「伝えたい 簡単&定番 お菓子」。今回は「リンゴのマフィン」と「サツマイモとカボチャの茶巾絞り」です。(16面)
今シーズンのインフルエンザの特徴と対策について名古屋市・北医療生協北病院院長の近藤知己さんに話を聞きました。(32面)
日常生活の中で気軽に始められる「インターバル速歩」。松本大学大学院健康科学研究科の根本賢一教授に聞きました。今回は実践編です。(32面)
日常生活の中で気軽に始められる「インターバル速歩」。松本大学大学院健康科学研究科の根本賢一教授に聞きました。(33面)
変形性股関節症が進行して痛み、歩くのも困難に。有効な"手だて話"について、埼玉協同病院整形外科・関節治療センターの仁平高太郎センター長に聞きました。(32面)
補聴器は、買ってつけてすぐ聞こえるようにはなりません。済生会宇都宮病院耳鼻咽喉科の新田清一主任診療科長・聴覚センター長に話を聞きました。(17面)
「ドライアイ」の人は約2200万人。東邦大学医学部眼科学講座の堀裕一教授に聞きました。(17面)
「顎関節症は、意外な癖が原因になっているときがあります」という、日本大学歯学部歯科補綴学第1講座の高津匡樹准教授に話を聞きました。(32面)
骨盤内の膀胱や子宮などが下がってくる「骨盤臓器脱」。名古屋第一赤十字病院女性泌尿器科の加藤久美子部長に、進行した場合についての対処法を聞きました。(32面)
子宮や膀胱、腸が、腟から外に出てくる「骨盤臓器脱」。名古屋第一赤十字病院女性泌尿器科の加藤久美子部長(専門は女性泌尿器科)に治療の最新情報について聞きました。(32面)
まいさんは31歳。29歳の時に双極性障害と診断され、休職して復帰、再発して会社を退職しました。主治医の寺島康院長(つくばメンタルクリニック)に話を聞きました。(32面)
まいさん(31)が、「そう」と「うつ」を繰り返す双極性障害と診断されたのは29歳の時。体験をコミックエッセー『まいちゃんの双極取扱説明書』(合同出版)にまとめました。(32面)
子どもの時期に発症する小児てんかんは、薬の服用で発作を抑え、数年の経過で治ってしまうことが多い病気です。(32面)
慢性便秘症に悩む人は約1000万人です。東京山手メディカルセンター大腸肛門病センターの山名哲郎部長に正しい対処法について聞きました。(28面)
難聴を放置していると認知機能が低下することがわかってきました。慶応義塾大学医学部の小川郁教授に話を聞きました。(32面)
がんとの識別が難しいのがIgG4関連疾患が胆管に現れる「硬化性胆管炎」です。がん・感染症センター、都立駒込病院院長の神澤輝実さんに話をききました。(32面)
がんと診断されて手術で手術で切除したが良性疾患だった。可能性があるのが「IgG4関連疾患」です。がん・感染症センター、都立駒込病院院長の神澤輝実さんに話をききました。(32面)
「帯状疱疹」は重症化するとつらい神経痛が残ることがあります。愛知県医科大学皮膚科学講座の渡辺大輔教授に聞きました。(32面)
「帯状疱疹」は重症化するとつらい神経痛が残ることがあります。愛知県医科大学皮膚科学講座の渡辺大輔教授に聞きました。(30面)
本格的なスギ花粉症シーズンです。子どもの花粉症について、つばきこどもクリニック(千葉市)の椿俊和院長に話を聞きました。(32面)
中高年に多い五十肩(肩関節周囲炎)。東邦大学医学部整形外科学講座の池上博泰さんに聞きました。(32面)
中高年に多い五十肩(肩関節周囲炎)。東邦大学医学部整形外科学講座の池上博泰さんに聞きました。(32面)
65歳からの肺炎予防について、川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長に聞きました。(40面)
無精子症の最先端治療について、獨協医科大学埼玉医療センターの岡田弘院長に聞きました。(32面)
不妊の原因は男女半々の割合です。獨協医科大学埼玉医療センターの岡田弘院長に男性不妊の診断と治療の最新情報を聞きました。(33面)
乳がんの患者会「あけぼの会」が創立40周年を迎え、記念大会を開きました。創立時から会長を務めてきたワット隆子さんに話を聞きました。
今シーズンの、インフルエンザは9月から集団発生が確認されるなど例年より早く、流行が始まる可能性があります。名古屋市・北医療生協北病院院長の近藤知己さんに聞きました。
早期発見が難しく、転移・再発しやすいといわれる、すい臓がん。「しかし最近は治療の選択肢が増え、少しずつ生存率は向上しています」という、がん・感染症センター都立駒込病院の神澤輝実副院長に聞きました。
すい臓がんは早期発見が難しいとされています。「近年、検査方法の進歩で、比較的早期のすい臓がんの発見が可能となっています」と語る、がん・感染症センター都立駒込病院の神澤輝実副院長にすい臓がんについての最新治療を聞きました。
脳卒中の回復期リハビリ中に肺炎などの炎症性疾患を起こすことがあります。炎症性疾患に漢方薬が有効であることがわかってきました。長野県飯田市の健和会病院・健和会総合リハビリテーションセンター長の福村直毅医師に聞きました。
脳梗塞治療のカギは、「発症後、脳の血管に詰まった血栓をいかに早く取り除くか」です。「近年、脳の血管にカテーテル(管)を入れて血栓を回収する血管内治療が注目を集めています。日本医科大学大学院の木村和美教授に話を聞きました。
脳の血管が詰まり、まひや寝たきりの原因にもなる脳梗塞-。早期に発見できれば、命を落とすことなく、後遺症も軽減させることが可能になってきています。日本医科大学大学院の木村和美教授に話を聞きました。
各地で最高気温が35度以上の猛暑日が続き、40度を超す日も。気象庁は「命の危険がある温度」と注意するよう呼びかけました。日本救急医学界は熱中症予防に関する緊急提言を発表しました。
「完全側臥位法」の開発者の長野・健和会病院・健和会総合リハビリテーションセンター長の福村直毅医師に、在宅や施設での嚥下治療のポイントを聞きました。
難病が原因で嚥下障害の患者さん。今年1月28日号で紹介した「嚥下障害克服 食べる喜び再び」の記事を読み、「完全側臥位法」で"食べる"挑戦をしました。
男性のがんの1位は前立腺がんです。転移のない早い段階で見つかることが多いがんです。滋賀医科大学前立腺癌小線源治療学講座の岡本圭生特任教授に聞きました。
スギ花粉症の根治をめざす「舌下免疫療法」への関心が広がっています。日本医科大学耳鼻咽喉科講座の大久保公裕主任教授に聞きました。
マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意が必要です。
日本年金機構から横長の茶封筒が届いたら捨てないでください。年金過少支給問題で年金機構が「扶養親族等申告書」未提出の約91万人に送った新しい申告書が入っています。
近藤幸尋日本医科大学大学院教授に腎がん治療の最前線を聞きました。
かぶせ物をした奥歯に違和感を覚えた60代の女性。東京・代々木歯科の山内真人所長が提案した治療法は「自分の歯を移植する」でした。
歯科で「重症の虫歯なので抜くしかありませんね」と言われました。なんとか歯を失わない方法はないのでしょうか。東京・代々木歯科の山内真人所長に歯を守る歯内治療について聞きました。
まもなく新学期。新しい学年になるのに、「おねしょ」がまだ続いている、と悩む親は少なくありません。鹿児島生協病院小児科医師の森田智さんに聞きました
新しい抗がん剤が次々と登場しています。一方で、副作用も心配です。浜松オンコロジーセンターの渡辺亨院長に聞きました。
のみ込みが悪くなる嚥下障害が原因で誤嚥性肺炎を繰り返していた男性を救った、「完全側臥位法」。長野・健和会病院・健和会総合リハビリテーションセンター長の福村直毅医師に聞きました。
飯田市在住の市村秀明さん(79)は、摂食・嚥下障害のために食べることを諦めかけていました。飯田さんを救った治療とは-。
がん治療で大事なことは何か。浜松オンコロジーセンターの渡辺亨院長に聞きました。
高血圧は自覚症状がなく、命に関わる病気を引き起こします。「高血圧対策の第一歩は、家庭血圧を継続して測ること」というのは、宮城県・南三陸病院の西澤匡史副院長です。
冬になる時になるのがインフルエンザ。ワクチン不足がいわれていましたが12月には供給も改善されそうです。今からできるインフルエンザ対策を名古屋市・北医療生協病院の近藤知己院長に聞きました。
岡山・倉敷医療生協玉島歯科診療所の岡恒雄所長に、歯の寿命をのばす方法を聞きました。
肥満に注意が必要ですが「65歳をすぎたら"やせ"は危険です。"低栄養"に注意して」という東京都健康長寿医療センター研究所の新開省二副所長に聞きました。
500万人が人知れずに悩むという便失禁。多くは初期治療で改善します。改善が難しければ専門的治療に進みます。東京山手メディカルセンター大腸肛門科の山名哲郎部長の解説です。
便漏れで困っている人の数は、日本に推定500万人。「治せる病気です。一人で悩まず医療機関を受診して」というのは東京山手メディカルセンター大腸肛門科の山名哲郎部長です。
乳がん初期治療の最新情報を、浜松オンコロジーセンターの渡辺亨院長に聞きました。
不整脈の多くは心配ご無用ですが、「心房細動」は"こわい不正脈"の一つです。東京・心臓血管研究所の山下武志所長に聞きました。
不整脈は誰にでも起こる症状です。「多くの場合心配ないけれど、一部に命に関わるものがあります」というのは、東京・心臓血管研究所の山下武志所長です。不整脈のタイプと危険度を知るための最新情報です。
関節リウマチの治療が新しい薬の登場で治療法が大きく変わりました。診断と治療の最新情報を国立国際医療研究センター膠原病科の金子礼志診療科長に聞きました。
「転倒による骨折は要介護や寝たきりの原因になることもあります。筋力を鍛えて、いつまでも健康で活発な生活を送りましょう」。こう話すのは、松本大学大学院健康科学研究科の根本賢一教授です。
「転倒による骨折は要介護や寝たきりの原因になることもあります。筋力を鍛えて、いつまでも健康で活発な生活を送りましょう」。こう話すのは、松本大学大学院健康科学研究科の根本賢一教授です。
高齢になると持病が増え、処方される薬の数が増えてくる多剤併用(ポリファーマシー)という問題が注目されています。国立病院機構栃木医療センター内科の矢吹拓医長に聞きました。
満員電車で急な腹痛と下痢に襲われる、試験の前になると便秘がひどくなる...。「過敏性腸症候群」の可能性があります。横浜市立大学医学部医学教育学の稲森正彦主任教授に聞きました。
胃がんの多くは、胃にすみ着いたピロリ菌が原因で起こります。診断と治療の最新情報を兵庫医科大学内科学消化管科の三輪洋人主任教授に聞きました。
皮膚がん「メラノーマ」。新しい薬の登場で、生存率の改善が進んできました。がん・感染症センター都立駒込病院皮膚腫瘍科の吉野公二医長に聞きました。
昨年、集団感染などが広がった"はしか(麻疹)"。はしかの予防対策について国立感染症研究所感染症疫学センター第三室の多屋馨子室長に聞きました。
子どもの食物アレルギーの予防法が大きく変わってきました。最新の研究成果を国立成育医療研究センター生体防御系内科部アレルギー科の成田雅美医師に聞きました。
最近、40歳以上に急増中の「肺MAC症」。結核予防会複十字病院副院長の尾形英雄医師に聞きました。
「梅毒」患者が急増しています。昨年の感染者数は、4000人を超えました。国立感染症研究所の第一細菌部長の大西真さんに聞きました。
足の親指か"く"の字に曲がる「外反母趾」。もう手術しかないのか。「包帯療法を続ければ、痛みが消え、骨も改善も可能です」と話すのは、国際医療福祉大学の青木孝文教授(山王病院整形外科部長)です。
「ニコチン依存症のしくみをよく理解して対処すれば、たばこはやめられます」。東京新宿メディカルセンター「禁煙外来」担当の内科部長の溝尾朗医師に聞きました。
統合失調症について、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所所長の中込和幸医師に聞きました。
統合失調症について、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所所長の中込和幸医師に聞きました。
腰の痛みが3カ月以上続く慢性腰痛-。国内の患者数は約1500万人も。福島県立医科大学医学部の紺野愼一教授にききました。
寒い季節、入浴中の事故で亡くなる高齢者が増加します。ヒートショックが多く関係しているとみられます。国際医療福祉大学大学院の前田眞治教授に聞きました。
前回に続き、痛風について、兵庫医科大学名誉教授の山本徹也健康医学クリニック院長に聞きました。
患者数は約100万人。15年で約2倍になった痛風。兵庫医科大学名誉教授の山本徹也健康医学クリニック院長に聞きました。
膵臓からインスリンが分泌されなくなる1型糖尿病。多くは子どもに発症します。鹿児島生協病院小児科医師・森田智さんに聞きました。
被災者がエコノミークラス症候群を発症し、亡くなるという事態を繰り返さないために何が必要か。熊本地震発生直後から予防活動に当たってきた橋本洋一郎さん(熊本市民病院首席診療部長・神経内科部長)に話を聞きました。
被災者がエコノミークラス症候群を発症し、亡くなるという事態を繰り返さないために何が必要か。熊本地震発生直後から予防活動に当たってきた橋本洋一郎さん(熊本市民病院首席診療部長・神経内科部長)に話を聞きました。
頭全体がギューッと締めつけられるような痛みが起きる拡張型頭痛。慢性頭痛の6割を占めます。埼玉国際頭痛センター長の坂井文彦医師に聞きました。
アレルギー性の慢性炎症で起きる好酸球性副鼻腔炎。難治性で、ぜんそくとかかわりが深いことが分かってきました。大阪赤十字病院・呼吸器内科副部長の吉村千恵医師、三菱京都病院呼吸器・アレルギー科部長の安場広高医師に話を聞きました。
「まぶたが下がってきて視界が狭くなった」「物が見えづらい」-。「眼瞼下垂の可能性があります。原因をはっきりさせて適切な治療を受けると、生活の質は大幅に改善します」。こう話すのは、兵庫医科大学眼科の三村治特任教授です。
昨年末に発表された厚生労働省の調査で、飲酒習慣のある女性が増えていることがわかりました。「女性の体はアルコールの影響を受けやすいので注意が必要です」。こうした警鐘を鳴らすのは、独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターの岩原千絵医師です。
「緑内障」は、日本人が失明する原因の第1位です。「早期発見と治療の継続で、失明は避けられます」。こう話すのは、東邦大学医療センター大橋病院眼科の富田剛司教授です。
「爪水虫に効く外用薬が登場し、治療の選択肢が広がってきた」と話すのは、帝京大学医学部皮膚科の渡辺晋一主任教授です。爪水虫治療の新情報です。
妊娠中の母親が感染したウイルスや細菌などが胎児にも感染し、赤ちゃんに何らかの障害を引き起こす「母子感染症」。その一つに、先天性サイトメガロウイルス感染症があります。宮城県坂総合病院小児科長の渡辺瑞香子さんが解説します。
日本には1280万人の患者がいると推定される骨粗鬆症。鳥取大学医学部保健学科の萩野浩教授に聞きました。今回は、日常生活の中でできる対策です。
日本には1280万人の患者がいると推定される骨粗鬆症-。鳥取大学医学部保健学科の萩野浩教授に聞きました。
手の指の第1関節が次々と膨らんできて痛みもある。「へバーデン結節の可能性が高い」。こう話すのは、東邦大学医学部整形外科学講座の池上裕泰教授です。
熊本地震による避難生活が1カ月になりました。避難所生活での困難が続く中、子どもの健康をどう守っていけばいいのでしょうか。宮城県坂総合病院の小児科科長の渡辺瑞香子さんに聞きました。
めまいを繰り返すメニエール病。「どんなタイプなのかで治療は大きく変わります」と話すのは、帝京大学医学部附属溝口病院耳鼻咽喉科の室伏利久教授です。
中南米を中心に流行が続くジカウイルス感染症(ジカ熱)。「警戒すべきは妊婦の感染です」と指摘する、国立感染症研究所ウイルス第一部第2室室長の高崎智彦さんに求められる対策を聞きました。
両耳が重度難聴の人に限られていた人工内耳の保険適用が広がっています。「残された聴力を生かす新しい人工内耳が登場したからです」。こう話すのは、京都大学医学部付属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科の山本典生医師です。人工内耳の最新情報です。
食塩の取り過ぎは、高血圧を招き、健康を害する。「日本人の食塩摂取量は驚くほど多い。高血圧になってからの減塩には限界があります」と話すのは、佐々木敏・東京大学大学院医学系研究科社会防疫学分野教授です。
肌が乾燥する季節です。皮膚のかゆみに悩む人も多いでしょう。保湿材を使っているけれど、いっこうに改善しないという人も。「皮膚瘙痒症の可能性があります。こじらせる前に皮膚科を受診して」と話すのは、順天堂大学浦安病院皮膚科学の須賀康教授です。
国内の患者数は300万人以上と推定される変形性股関節症。神奈川リハビリテーション病院の杉山肇副病院長は、「股関節の動きを良くする運動は、痛みの軽減や病気の進行予防に役立ちます」と話します。自宅で気軽にできる運動を紹介してもらいました。
歩き始めに痛みが出る、長く歩くと脚がだるくなる...。「変形性股関節症の始まりかもしれません。これまで原因不明と言われてきた患者の中に、股関節の形の異常による障害が含まれていることがわかってきました」。そう話すのは、神奈川リハビリテーション病院の杉山肇副病院長です。進行予防と治療の新しい試みとは-。
片頭痛に悩む日本人は約840万人。よく効く頭痛薬の登場で症状が改善する人は増えていますが、使い方を誤ると悪化することも。「何が悪化の原因かを把握することが、適切な治療につながります」と話すのは、大阪市・医療法人寿会富永病院の竹島多賀夫副院長です。
例年、冬に流行が起こるインフルエンザ。今シーズン(2015〜16年)の特徴と対策のポイントを名古屋市・北医療生協北病院院長の小児科医師・近藤知巳さんに解説してもらいました。
脂質異常症の予防と治療には、食生活の改善が欠かせません。でも、あふれる情報に脂肪や炭水化物をどう減らす、と迷います。「日本人の食事摂取基準2015年版」の策定に携わった多田紀夫・東京慈恵会医科大学内科学客員教授に、食生活を直すポイントについて聞きました。
コレステロールや中性脂肪が多いなどの脂質異常症―。症状が現れないために放置しがちです。「動脈硬化になり、心臓や脳血管の疾患リスクが高まります。治療の目標値は人によって変わります。まずは生活習慣の改善を」と話すのは、多田紀夫・東京慈恵会医科大学内科学客員教授です。
「キーン」と響く耳鳴りが気になる、「ジーッ」という音がなりやまない。なんとか治せないものでしょうか。「耳鳴りのしくみが解明されて新しい治療法が出てきています」と話すのは、済生会宇都宮病院の新田清一耳鼻咽喉科診療科長です。耳鳴り治療の最新情報です。
子どもが大きくなることは、おとなにとって大きな喜びです。しかし、思うように背が伸びない子どもも一定の割合でいます。よその子に比べてわが子の身長が低いと感じたとき、どうすればいいのでしょうか。
進行すると失明の恐れもある加齢黄斑変性-。高齢化に伴い増え続けています。「治療法の進歩で視力の改善をめざすことも可能になってきました」と話すのは、東京女子医科大学眼科学講座の飯田知弘教授・講座主任です。治療法と予防の最新情報とは-。
大腸がんの患者数や死亡者数は年々増加傾向です。近年、遺伝性の大腸がんの存在やその対策が明らかになってきています。「遺伝性であっても、治療法はあります。新しい試みも進んでいます」と話すのは、兵庫医科大学外科学講座下部消化管外科の冨田尚裕教授です。家系に大腸がんが多い場合の対処法とは-。
じんましんが出た、かゆい! 多くの人が経験することですが、「原因がわからない」「繰り返すのはなぜ?」と疑問や不安を抱えている人は少なくありません。「一口にじんましんと言ってもいろいろなタイプがあります。自分がどのタイプかを理解して、慌てずに治療を受けてほしい」と話すのは、島根大学医学部皮膚科の森田栄伸教授です。
脳の血管障害(脳卒中)の一つであるくも膜下出血。突然死を招くこともある怖い病気です。「原因の中でも最も多いのが、脳動脈にできた瘤の破裂です」と話すのは、日本医科大学脳神経外科学大学院の森田明夫教授。瘤を破裂させない予防法とは。
若い世代にエイズウイルス(HIV)感染者が増え続けています。治療の進歩で、生涯「エイズ(後天性免疫不全症候群)」の発症を防ぐことも可能になりましたが、放置すれば命にかかわる怖い病気です。国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センターの岡慎一センター長に話を聞きました。
「BMI」という言葉をどこかで聞いたという人も多いでしょう。「BMIは、肥満度や体格を表す指標のこと。年代別に設定されたBMIの新基準を、健康的な体格づくりや減量に役立ててほしい」。こう呼びかけるのは、佐々木敏・東京大学大学院医学系研究科社会予防疫学分野教授です。
ピリピリした不快な痛みが身体の片側を走る帯状疱疹。後遺症で最も多いのが慢性神経痛です。「早め早めに痛みを取り除く治療が、慢性痛の予防や痛みの軽減につながります」。こう話すのは、順天堂大学医学部麻酔科学・ペインクリニック講座の井関雅子教授です。
20〜30歳代の女性に増えている子宮内膜症-。「つらい月経痛が重要なサインです。我慢しないで早めに婦人科を受診して」と話すのは、明楽重夫日本医科大学産婦人科学教室教授です。放置すると不妊や卵巣がんのリスクが高くなることがわかってきています。
7月は「熱中症予防強化月間」です。日本では多い年で40万人ほどが熱中症で医療機関を受診し、なかには命を奪われる人もいます。「特に気をつけてほしいのは、高齢者や持病のある人。早期発見と適切な応急処置が命を救います」と話すのは、三宅康史・昭和大学医学部救急医学講座教授です。
「毎食後、歯磨きしていたのに歯周病と言われた。なぜ!?」。こんな嘆きの声を耳にすることがあります。6月4〜10日は、「歯と口の健康週間」-。東京・相互歯科副所長の岩下明夫歯科医師は、「毎日の歯磨き法を見直してみませんか」と呼びかけています。
今、C型肝炎の治療法が大きく変化しています。「インターフェロン注射で治らなかった人も、治る可能性のある飲み薬が次々登場しています」と話すのは、国立国際医療研究センターの溝上雅史肝炎・免疫研究センター長です。C型肝炎治療の最新情報です。話を聞きました。
「突然の強い尿意」、「尿の出が悪い」...。中高年男性のこうした尿のトラブルの多くは「前立腺肥大症」が原因です。日本大学医学部泌尿器科学系の高橋悟主任教授は、「症状が出て困っているなら泌尿器科の受診をお勧めします」と話します。
2014年夏、東京の代々木公園を中心に広がったデング熱の国内感染-。渡航歴のない感染者の報告は約70年ぶりで、患者は162人に及びました。「今夏も流行発生の可能性はある」と指摘するのは、国立感染症研究所ウイルス第一部第2室の高崎智彦室長です。「今の時期は、発生源を絶つ蚊の幼虫対策が大事」と強調します。
風邪をひいたあと、咳が治まらない-。「そんな状態が1カ月以上続けば、咳喘息かもしれません。治療しないで放置すれば、約3割が喘息に移行します」。こう話すのは、国際医療福祉大学の足立満教授(山王病院アレルギー内科)。専門は、喘息や長引く咳の治療です。
膝が痛む「変形性膝関節症」の患者は約3000万人。「穏やかに動かす治療で、痛みのない生活は取り戻せます」と話すのは順天堂大学医学部整形外科の黒澤尚特任教授。痛みなく簡単にできる方法を紹介してもらいました。
膝が痛んで階段の上り下りがつらい。病院での診断は、「変形性膝関節症」。年のせいだから仕方がない?「あきらめないで。痛みのない生活を取り戻す方法はあります」。こう話すのは、順天堂大学医学部整形外科学の黒澤尚特任教授。膝・スポーツ整形外科の専門医として長年患者の運動療法を指導してきました。
がんを告知されたとき、だれもが強い衝撃を受け、不安、いら立ち、孤独感などを感じます。「この精神的変化を軽くみてはけない」。こう話すのは、精神腫瘍科医として、がん患者と家族の心のケアに取り組む国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科の清水研科長です。
「食事で栄養が十分取れているか不安」「副作用が心配で、病気の治療に処方された薬を飲みたくない」とサプリメントなどの「健康食品」を利用する人は少なくありません。しかし、気づかずに危険な取り方をし、健康を害することもあります。何に気をつけたらいいのでしょうか。薬剤師の藤竿伊知郎さんが解説します。
一刻を争う脳梗塞の治療―。近くに専門医療機関がない地域でも、特効薬投与の血栓溶解療法を受けられる遠隔医療システムが導入され始めています。地域格差是正の新しい試みとして注目を集めています。聖マリアンナ医科大学教授の長谷川泰弘さんにも話を聞きました。
すやすやと眠っていた赤ちゃんが、突然亡くなる―。なんという衝撃、そして悲しみ。どうすれば防げるのでしょうか。東大阪生協病院・小児科の春本常雄さんに聞きました。
つらい胃もたれや胃痛があるのに、病院では「異常なし」。胃薬も効かない。もう治らないのか?「あきらめないで。胃の不調の原因と仕組みが解明され、効果的な治療薬も出てきています」。こう話すのは、三輪洋人兵庫医科大学内科学消化管科主任教授です。
高齢者の孤独死をなくしたい―。そんな住民の願いにこたえて、福岡市にある千鳥橋病院は、民間分譲マンションの管理組合と協力して「地域の保健室」を開いています。住民に安心感と助け合いが生まれています。千鳥橋病院HPH推進室長で副院長の舟越光彦さんにも話を聞きました。
赤ちゃんや幼児が肺炎や気管支炎を起こしやすい「RSウィルス」の感染が大流行しています。2003年の調査開始以後、過去最高数(11月中旬〜下旬)が報告されています。名古屋市・北医療生協北病院院長・小児科の近藤知己さんのリポートです。
長引く肩の痛みがつらい。これって本当に五十肩?「肩の腱板にあなが開いている可能性があります。早めに受診を」というのは、池上博泰東邦大学医学部教授。肩・肘・手の外科が専門です。
例年、冬に流行が起こるインフルエンザ。身を守るにはどうしたらいいのでしょうか。神奈川・廣津医院の廣津伸夫院長(日本臨床内科医会インフルエンザ研究班副班長)に聞きました。
脳卒中をきっかけに摂食・嚥下障害に。もう口から物を食べるのは無理なのか―。「あきらめないで"完全側臥位法"なら食べられる可能性があります」というのは、山形・鶴岡協立リハビリテーション病院の福村直毅医師です。この方法を2007年に発見し、普及につとめています。
聞こえが徐々に悪くなり日常生活が不自由になってきた。受診すると「加齢性難聴ですね。聴力は戻らない」と言われてがっくり。「大丈夫。補聴器を使いこなせば、聞き取りは改善します」というのは、済生会宇都宮病院耳鼻咽喉科診療科長の新田清一医師です。
「尿たんぱくが陽性になった」「血清クレアチニン値が基準を超えた」―。健康診断でこんな結果が出たら「慢性腎臓病のサインかもしれません。すぐに医療器官を受診して」。こう警鐘を鳴らすのは、富野康日己順天堂大学医学部腎臓内科教授です。
赤ちゃんの顔や頭に赤みや湿疹ができることは珍しくありません。日本では5〜20%の子どもがアトピー性皮膚炎を発症します。国立育成医療研究センター生体防御系内科部アレルギー科の大矢幸弘医長は、「予防と治療のカギを握るのは、皮膚の防御(バリア)機能です」と強調します。
肺炎は、日本人の死因の第3位です。最も多いのが、嚥下(飲み込み)障害が原因の誤嚥性肺炎です。「誤嚥性肺炎を減らすためには地域全体を嚥下障害治療の場に」と山形・鶴岡協立リハビリテーション病院の福村直毅医師は強調します。この取り組みで鶴岡市は肺炎死亡率を減らしました。
がんが脳に転移。脳には抗がん剤が効きにくいし、多くは脳外科手術も難しい。「そんなとき威力を発揮するのがサイバーナイフ治療」というのは、日本赤十字社医療センターサイバーナイフセンターの佐藤健吾医師(脳神経外科)です。近年、体幹部のがんにも保険適用が広がっています。
早めの受診と治療、生活習慣の改善で、多くの痔核(いぼ痔)は改善します。でも、日常生活に大きな負担を感じるようになったら...。「切らずに注射で治す方法が、新しい治療法の一つとして定着しています」というのは、東京・岩垂純一診療所の岩垂純一所長(内痔核治療法研究会代表世話人)です。
成人の半数以上が痔に悩んだことがある―。まさに国民病です―。痛みはないが排便時に出血する、肛門から"何か"が出たり引っ込んだりする...。「痔核(じかく)の可能性が高い早めの診断と治療、生活習慣の改善が効果的です」というのは、東京・岩垂純一診療所の岩垂純一所長(内痔核治療法研究会代表世話人)です。
長引く胸焼けで病院へ。内視鏡検査で異常が見つからず、薬も効かない。「原因を特定しにくいタイプかもしれません。専門的な検査をお勧めします」というのは、愛知医科大学内科学講座消化器内科の春日井邦夫さんです。
突然に片方の耳の聞こえが悪くなる病気。突発性難聴です。原因不明でどの治療法が有効かもわかっていません。自然科学研究機構生理学研究所のチームが、音楽を聴かせるリハビリテーション療法で、症状の改善に成功。同研究所の岡本秀彦准教授は「従来の薬物療法とは全く異なる新しい治療法です」といいます。
毎年7000人以上が転倒で亡くなっています。4月に「日本転倒予防学会」が結成され、転倒予防の取り組みが広がりはじめています。群馬県館林市にある特定医療法人「慶友会」の慶友転倒骨折予防医学センターは、10年以上前から地域と病院で転倒・骨折を予防する取り組みを続けてきました。
失った歯は元に戻りませんが、総入れ歯でも十分噛みしめて味わいながら食事をする人もいます。大切なのは、今ある状態を維持し、高めることです。6月4日から10日は、「歯と口の健康週間」―。入れ歯との上手なつきあい方をお伝えします。鬼子母神診療所歯科所長・神田剛さんに聞きました。
ぎっくり腰や長引く腰の痛みで病院へ。さまざま検査しても、「痛みの原因は特定できない」でした。「心配することはありません。"青信号"の腰痛だからです」というのは、東京大学医学部付属22世紀医療センターの松平浩東京大特任准教授(整形外科医)です。
スギ花粉の飛散シーズンが終わり、ひどかった鼻水とくしゃみ、目のかゆみ、鼻詰まりからやっと解放です。1月、スギ花粉症の新しい治療法が承認され、いま保険適用の申請中です。「舌下免疫療法は、スギ花粉症を根本から治す治療法です」というのは、日本医科大学耳鼻咽喉科学の大久保公裕教授です。
マダニが媒介する感染症―重症熱性血小板減少症候群の発症が相次いでいます。原因はウイルス(SFTSウイルス)感染です。2013年の日本に報告では5月に最も多くなっています。マダニの活動時期とレジャーで野山などに出かけるシーズンと関係していると考えられています。マダニと、そのSFTSウイルス感染予防についてお伝えします。
ふとした拍子に尿がもれてしまう尿失禁(尿もれ)は、40歳以上の女性の3人に1人が経験します。ひそかに悩んでいる人も少なくありません。みさと健和病院回復期リハビリテーション病棟の大河原節子医長(58)もその一人でした。手術で悩みを解決した体験記です。
突然、心筋梗塞を発症し、幸いにも救命。だからといって安心はできません。再発が多く、命を落とす危険も大きいからです。なんとか再発を防げないのでしょうか。岡山大学大学院循環器内科の伊藤浩教授は、「地域の連携が重要」いいます。再発予防の新しい試みです。
スポーツ中、頭を強打。そのまま競技復帰へ。「それはとても危険です。脳振とうの疑いがあります」というのは、日本医科大学付属病院高度救命救急センターの荒木尚講師(専門は小児頭部外傷)。大きく見方が変わった脳振とうの最新情報です。脳振とうチェック表も紹介します。
今シーズンも2月に入ってインフルエンザが全国的に流行してきました。今年の特徴は2009年に発生したパンデミック(世界的大流行)ウイルスA/H1N1が再流行していることです。名古屋市・北医療生協北病院副院長で小児科医の近藤知己さんに書いてもらいました。
加齢に伴い、なんていうと次は決まって"悪い話"。残念ながら今回もそう。しかし、知って損はありません。発生頻度が高く深刻で人生を変えるような病気サルコペニア(筋肉減少症)です。専門が脂質代謝異常の臨床栄養学、老年医学の杏林大学医学部高齢医学教室の大荷満生准教授に聞きました。
ひどいいびきが、突然に消え、また始まって。どうも呼吸が止まっているらしい。夜のいびきは"黄信号"、無呼吸は"赤信号"という話です。睡眠医療が専門の獨協医科大学睡眠医療センター講師の中島逸男さんに聞きました。
何十年ぶりかの同窓会で互いに顔を見合ってドッキリ。同年齢なのに見かけの"差"の大きさ。人のふり見てわがふり直せ、で見た目だって若くしたい。アンチエイジング(抗加齢)の"食"を考えます。アンチエイジングの栄養学が専門の京都光華大学女子大学健康科学部健康栄養学科の廣田孝子教授に聞きました。
肝がんでは肝硬変や高齢のため外科手術は危険を伴う。それだけでなく切除をしても再発率が高い。ではどうするか。切らずに治す最先端治療もあるという。注目の経皮的ラジオ波焼灼(しょうしゃく)術です。消化器がんの治療が専門の順天堂大学大学院医学研究科画像診断・治療学の椎名秀一朗教授に聞きました。
RSウイルス。ちょっと聞き慣れないウイルスです。けれども、小児の、特に乳幼児の肺炎や気管支炎を起こすとして有名です。そのRSウイルス感染症の流行の季節になりました。名古屋市・北医療生協北病院副院長・小児科医の近藤知己先生に聞きました。
痛みがずっと続く。ときに激痛で寝込んでしまうことも多い。気分は最悪。この慢性的な痛み、なんとか治せないのか。難治性慢性痛が専門の東京慈恵会医科大学附属病院ペインクリニックの北原雅樹診療部長にききました。
ヘルニアといっても、ここではいわゆる脱腸(鼠径ヘルニア)です。子どもの病気と思われがちですが、実際は成人も多く、手術以外に治療方法がありません。大腸肛門科、内視鏡外科、ヘルニアが専門の堺市・耳原総合病院外科部長の山口拓也さんに聞きました。
舞台公演中、人気の主演女優が胸の痛みを訴え病院へ。診断は心筋梗塞。まだまだ若く45歳、油断大敵ということか。血管の状態を知って心筋梗塞などの心血管病を未然に防ぎたい。専門が循環器内科学で心血管病、動脈硬化を研究している、東京医科大学内科学第二講座の山科章主任教授に聞きました。
腰痛が悩ましい。動けないし、気分まで落ち込んでしまう。治るんだか治らないんだか。おっと研究は進んでいました。これまでの常識が非常識になったり、新しい常識が生まれたり。専門は脊椎外科、腰痛症治療の福島県立医科大学医学部整形外科学講座主任の紺野愼一教授に聞きました。
なにするったって気兼ねなし。おひとりさまの気楽さ。ずっとそう思っていました。定年もちょい先、ふと不安がよぎり、"部屋で一人、動けなくなったらどうしよう"。孤独死を防ぐ、を。脳梗塞などの脳卒中が専門の熊本市立熊本市民病院神経内科の橋本洋一郎診療部長に聞きました。
心筋梗塞で突然死するか、脳梗塞を起こして後遺症の半身まひか。どっちにしても悩ましい。これら心脳血管疾患を発症しやすく、危ない"血圧リズム"があるのだという。専門が生体リズムを応用した時間医学・老年医学の、東京女子医科大学東医療センター時間医学老年総合内科の大塚邦明教授に聞きました。
昨年末、給食の中に入っていたチーズを食べ、食べ物アレルギーのアナフィラキシーショックを起こして、小学生が亡くなりました。同じような事故を起こさないためにはどうしたらいいのでしょうか。名古屋市北医療生協北病院小児科・近藤知己さんに聞きました。
カラーコンタクトレンズが10〜20代の女性たちに人気です。目を大きく見せ、瞳の色も変えられるから。ところが、目に障害を起こすことも多い。"一生モノ"の目のこと、注意が必要です。山口大学医学部眼科の植田喜一臨床教授(ウエダ眼科院長、日本コンタクト学会常任理事)に聞きました。
突然の"大事件"の知らせでした。中国で新種の鳥インフルエンザH7N9ウイルスが生まれ、初めて人に感染した! 感染者数も増えています。今後どうなるのか。感染症学、ウイルス学が専門の東北大学大学院医学系研究科微生物学分野の押谷仁教授に聞きました。
朝、目覚めて、"わあい、さわやか"。じゃないんだねえ。全く眠れないわけでもなく、ぐっすり感がない。こんな睡眠の状態がもう2〜3週間続く。これって、"かくれ不眠"かもしれない。2011年2月3日(不眠の日)発足の睡眠改善委員会の主要メンバーの杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授に聞きました。「かくれ不眠」チェックシートもご紹介します。
小さい子どもが風邪をひき、苦しそうにヒューヒュー、ゼーゼーして、外来を訪れることは少なくありません。医師は、「喘息(ぜんそく)様気管支炎」とか、「喘息の気がある」、「喘息です」と。いったいどれが正しいの? 総合病院鹿児島生協病院小児科科長の樋之口洋一さんに聞きました。
競技中、突然に"変な動き"がでて、野球では暴投、テニスではサービスミスが続くようなときは、"スポーツ痙攣(けいれん)(イップス)"かもしれません。川崎市立多摩病院神経内科の堀内正浩部長(聖マリアンナ医科大学神経内科准教授)に話を聞きました。
望んだ時に妊娠したいし、望まないときには避けたい。それも確実に。男性はどうすればいいのか。失敗が多いコンドーム、パイプカットも選択肢になる現代避妊事情をどうぞ。
人生いろいろ、なんて歌があったねえ。ほんとにいろいろ。ときにはパアッと日常生活から抜けだし、心身を"湯ったり"させることも大事。寝たきり知らずにもつながる温泉活用術です。温泉療法の専門医で温泉の科学的検証を続けている、国際医療福祉大学大学院リハビリテーション学分野の前田眞治教授にききました。
"ダニ感染死"が続く。ダニにかまれて、という。かまれることって誰だってあります。野山への行楽、どう身を守る? 日本医科大学付属病院皮膚科医長の藤本和久准教授に聞きました。
ウ、ウッ、おなかが痛いぞ。トイレに駆け込み、息んで息んで。やっぱり、ウンは来やしない。そんな不運が続く時は、"ねじれ腸"の疑いがあるという。ねじれ腸の疑いとは...。国立病院機構久里浜医療センター内視鏡健診センターの水上健部長(専門は消化管の内視鏡治療、機能性の胃腸障害の診断・治療)に聞く第2弾。ねじれ腸の起こりやすいところ(主に3カ所)を中心に、"ねじれ腸マッサージ"をおすすめします。
ウ、ウッ、おなかが痛いぞ。トイレに駆け込み、息んで息んで。やっぱり、ウンは来やしない。そんな不運が続く時は、"ねじれ腸"の疑いがあるという。ねじれ腸の疑いとは...。国立病院機構久里浜医療センター内視鏡健診センターの水上健部長(専門は消化管の内視鏡治療、機能性の胃腸障害の診断・治療)に聞きました。
部屋に入り、いい香りにホッ。緊張感がとろり解けていく。この気持ちよさはなんなのか。その香り、認知症の症状改善に効果があるという。鳥取大学医学部保健学科生体制御学講座の浦上克哉教授に聞きました。
スギ花粉の飛散予測は、一部の地域を除いて全国的に多い、と。あの花粉症状がまたか、と思うと悩ましい。おとなでそうなのだから、幼い子どもはどうなのだろうか。耳鼻咽喉科の専門医で小児耳鼻咽喉科が専門の千葉県立保健医療大学健康科学部栄養学科の工藤典代教授にききました。
入浴後、鏡に立ち姿を映してうっとり。とはいかない現実を思いつつ、ふくらはぎに視線をやると、でこぼこが目立つ。下肢静脈瘤の疑い濃厚という。神奈川県の森の里病院外科・血管外科が専門の折井正博医師にききました。
頭痛がひどい、と訴えたら、脳のMRI(磁気共鳴画像)検査をしましょう、と。次回の受診時、画像を示した担当医師は、"動脈瘤(りゅう)がある"。ドキッ。動脈瘤の瘤とは瘤(こぶ)のこと。偶然の発見でした。秋田県立脳血管研究センターの石川達哉副センター長(脳神経外科診療部部長)にききました。
感染性胃腸炎ノロウイルスの流行が急速に広がっています。それも遺伝子の変異したウイルスです。感染性胃腸炎の患者数はここ10年間で3番目に多い(12月10日〜12月16日)。集団発生し、死亡者も出ています。まだまだ流行は続きます。どうやって感染から身を守るか。小児科医師の嶋田聡さんが解説します。
災害から逃れ、避難所へ。といっても体育館で雑魚寝です。3日過ぎても7日過ぎてもそのまま。身体がきつく、持病は悪化、命も危うい。突然死を防ぐ簡易ベッドの導入を早く。2012年10月、新潟大学大学祭に災害発生時の初期対応の新しい避難所が登場しました。「避難所を想定し、簡易ベッドを並べたのははじめて」というのは、新潟大学災害・復興科学研究所の榛沢和彦医師です。呼吸循環外科学分野病院講師です。話を聞きました。
大腸がんが進行し、徐々に腸を狭め、ついには詰まらせてしまう。腸閉塞です。こんなとき緊急手術になることが多い。そうではなくて、"緊急手術なし"の強い味方が新しく登場しました。大腸外科、消化器内視鏡外科が専門の、東邦大学医療センター大橋病院外科の斉田芳久准教授に聞きました。
ちょっとばかり長く歩くと、脚の付け根(股関節)から太ももあたりが鈍く痛い。この脚、いったいどうしたのか。いたみというか違和感っていうか。何か"変"。そんなときチェックしたい5項目を紹介します。股関節の治療が専門の神奈川リハビリテーション病院医療局長の杉山肇整形外科部長に聞きました。
新型インフルエンザ(H1N1pdm09)の世界的大流行は2009年から2年で収まりました。昨シーズンも流行しませんでした。そして、今シーズン(12/13年)、"新型"はどうなのでしょうか。インフルエンザ対策をどうぞ。函館稜北病院の佐々木悟副院長(内科)と吉田清司薬局長に聞きました。
夢は甲子園。夢をめざし、投げ込み、投げ込んで。おっと待った! 投げすぎてはいないか。肘の痛みはどう? 小学生の野球肘を防ぐ、を―。成長期の野球障害に詳しい新潟リハビリテーション病院の山本智章先生に聞きました。
用があって立ちあがったのにその用を忘れてなんだっけ。そんなことが目立つ。ちらちら頭に浮かぶのは認知症の文字。年だから仕方ないか。「それで見過ごされがち」というのは鳥取大学医学部保健学科生体制御学講座の浦上克哉教授。認知症の治療と研究を25年以上続けています。話をうかがいました。
漢方薬の人気は根強い。医師の約9割が処方し、患者の期待も高い。何よりも副作用がないから。本当にそうか。漢方薬の安全性を考えます。筑波大学名誉教授の内藤裕史さんに聞きました。
料理本には塩少々と。塩梅(あんばい)が大事という。多すぎては辛く、少なくては味気ない。といっても味は喉元までの話。後は消化・吸収があり、食塩接種が多いほど血圧を上げてしまう。高血圧でお悩みのご同輩のみなさん、新しい減塩法です。東北大学大学院医薬開発構想講座の今井潤教授に聞きました。
働き盛りにがん罹患、どうして自分に、と。それでも手術が終了し、退院。さあ、仕事に復帰しよう、と思っても、現実は厳しい。みんな、どうしているのか。がん患者の就労状態を追跡した初めての大規模調査の結果です。山形大学大学院医学系研究科医療政策学講座の村上正泰教授に聞きました。
9月からポリオのワクチンが生ワクチンから不活化ワクチン(ウイルスが活性を持たないように処理したワクチン)に替わり、回数が増えます。必用なワクチンはほかにもあり、日程が込み合ってきています。予防接種の計画を立ててしっかり受けましょう。名古屋市北病院小児科の近藤知己先生に聞きました。
再発乳がん。厳しさはあっても、そう悲観することもないらしい。新たな薬剤が次々と登場しているから。有効な治療法を選び、治療を続け、元気に過ごすことも可能です。"鍵"は上手な副作用対策という。再発がん治療の目的が明らかにされています。症状緩和、症状発現の先送り、延命の三つ。浜松オンコロジーセンターの渡辺亨院長に聞きました。
なんとかしなければ、と思う。就活に失敗して自殺するのもそう。最近、急増中という。人生これからのときです。自殺を防ぐ、を。精神科医で若者の自殺を研究している秋田大学保健管理センター所長の苗村育郎教授に聞きました。
いきなりの、ただごとじゃない胸の痛みで病院へ。緊急の検査結果は急性心筋梗塞。詰まった場所が悪いとかで、治療が難しいらしい。こんなときカテーテル(血管内に入れる細い管)を用いたエキシマレーザー治療が有効という。東海大学医学部内科学系(循環器内科)の伊苅裕二教授に聞きました。
現在、国民の3割がアトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息(ぜんそく)などのアレルギー性疾患を持っているといわれています。このうちアトピー性皮膚炎の有病率は、調査方法によって若干の差はありますが、乳幼児の約13%、学童の約10%、成人では約4~8%と報告されています。総合病院鹿児島生協病院小児科科長樋之口洋一先生に聞きました。
人生90年時代、一区切り50年なら、その後は40年余。体の動きが鈍くなり、あれっと転んだら骨折なんて。骨粗鬆症です。転ばぬ先の"骨折予防"をどうぞ。鳥取大学医学部保健学科の萩野浩教授(附属病院リハビリテーション部部長)に聞きました。
幼い子どもを殴り、突き飛ばす。ときには命さえ奪う。表立って見えないけれど、性的虐待だって多い。これまでの研究でわかってきたのは、"虐待で脳が傷つく"。急いで救い出して! 福井大学子どものこころの発達研究センターの友田明美教授に聞きました。
暑い日が危ない。だから、外に出ないで家の中にいよう。節電だから冷房は控えて。おっと待って。日常生活中の熱中症に注意です。昭和大学医学部救急医学講座の三宅康史准教授(救命救急センター長)に聞きました。
受診するたびに担当医は、「血圧が高いねえ」。なかなかうまくいかない。こんなとき有効な手があるという。外来ではなくて、家庭で測る血圧"家庭血圧"に基づいた降圧治療です。
子どもがスポーツ中に突然死するなんて。死因は"心臓震盪(しんとう)"による心停止が多いといいます。命を救えないのでしょうか。救急医療が専門の埼玉医科大学総合医療センター救急科(ER)の輿水健治教授に聞きました。
がん終末期の耐えがたい苦痛、おなかに水がたまる腹水もそう。腹水を抜けば、さらに死期が早まるのだ、と。だから、抜かない。ではなくて、腹水を抜いたら、"元気になる!"という"新"腹水治療法です。東京・要町病院腹水治療センターの松崎圭祐センター長に聞きました。
物忘れが目立ち、記憶力の低下を感じてしまう。ついに来たか、と認知症への不安がわく。ただの老化だよね、と思いたい。病院へいくのは大げさだし、いきたくない。気軽に相談できるところがあればいいのに―。ときに同じ物を買い、気づいて気落ち。会話では肝心なことが思い出せず、あれとかそれとか。これって危ない兆候であって認知症の始まり? 「とは限らない」というのは、日本医科大学武蔵小杉病院内科・認知症センターの北村伸教授。専門は神経内科学、とくにアルツハイマー病の早期診断・治療です。話をうかがいました。北村教授の"もの忘れ減らす五つの工夫"も紹介します。
便はうん。運は運まかせで、うんが来たら幸運という。息んだって簡単には来やしない。つまり、頑固な便秘のお話で。いま急増中の、下剤も効かない"スーパー便秘"克服術をどうぞ。最近、『スーパー便秘に克つ』(文藝春秋)を著した、社会保険中央総合病院大腸肛門病センターの山名哲郎部長に話を聞きました。
"てんかん発作による事故"というニュースが目に付きます。一口に、てんかんといっても、小児と成人のてんかんでは大きく異なる面があります。大阪・堺市の耳原総合病院小児科医の藤井建一さんに解説してもらいます。
変形性股関節症が進行して、激しく痛み、歩くのも困難。確実な"手"があるという。人工股関節全置換術です。再びスポーツをやりたい。股関節治療とスポーツ活動が専門の筑波大学人間総合科学研究科スポーツ医学専攻の宮川俊平教授に聞きました。
イラッとして、またイラッ。いちいち口に出さないけど、イラッが重なると、いつかは"キレル"か病気になるかもしれない。イラッのうまい解消法はないのか。
3月初旬、女子サッカーの国際親善大会の試合に沢穂希選手が欠場。あれっと思っていたら、体調を崩したのだという。帰国後の診断は、”良性発作性頭位めまい症”。この病気ってなに?
どうも"変"と、50代の男性は思う。いすに座って静かなひととき、あれっと気づく。手というか指がふるえて。それも片側だけ。お茶を飲もうと手を出すと、ふるえが止まる。どうしたというのか。
2012年春のスギ・ヒノキ花粉総飛散数は、大量飛散であった11年と比較すると大幅に減少すると予想されています。そうであったとしても、しっかりと備えて乗り越えましょう。
糖尿病と骨折のしやすさは"関係あり"。それも関係はかなり密接という。となれば、糖尿病患者は骨折が危ない。
不整脈があって、それは心房細動という。脳梗塞発症の危険が高い。どう防ぐか。2011年3月、半世紀ぶりの新薬登場で、その治療は大きく変わりました。
男だけのがんといえばこれ。前立腺がんです。急増中であり、油断できない。幸いなのは早く発見したら、さまざまな治療法があり、選べること。その一つが、おなかを切らず、穴も開けずに治す"高密度焦点式超音波療法"です。
新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)から3シーズン目、猛烈な台風が過ぎた後の静けさのよう。"天災は忘れた頃にやってくる"というし、流行はどうなるのか。
ロタウイルスとは、胃腸炎を引き起こすウイルスのひとつです。特に乳幼児のウイルス性胃腸炎の原因となっています。冬から春先にかけて毎年流行します。感染や重症化を防ぐには、ワクチン接種も有効です。
ちょっとの心がけ次第という。自分の乳房の変化に気付き、乳がんの早期発見を目指す"手"です。乳房自己検査のススメをどうぞ。
痛みを抑えるのでせいいっぱい。進行も止められない。これが関節リウマチ。いまその治療が新しい薬の登場で激変しました。全身の関節に炎症が起こり、関節破壊が進み、動けなくなって、最終的には寝たきり...。一昔前の関節リウマチがたどる姿でした。その治療が激変した? 「ええ、関節破壊を止められるようになったから」というのは、名古屋大学医学部整形外科の石黒直樹教授です。
8月、練習中のサッカー元日本代表・松田直樹選手(34)の突然死です。まさかの出来事で、どこでも起こることがあるという。目の前で突然に人が倒れることだって。そんなとき命を助けるにはあなたの協力が必要です。急いで!
いまRSウイルスの感染が子どもに大流行中です。感染者数は例年の倍とか。それってどんな病気なのか。愛知・北病院副院長で小児科医の近藤知己さんに解説してもらいました。
あれー、ちょっと重くぬれた感じの不快さ。見れば、便漏れ。いつ漏れるかわからず、漏れたら臭うんじゃないか。不安は大きいい。
顎がカクカク鳴り、口が開きにくい。開けようとすると、痛い。もう、いや! 顎のどこがどうしたのか。
駐車場に車を止めよう、その一瞬でした。いきなりの急発進。運転者は、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」。ペダルを踏み間違えたとはどういうことか。
気分の落ち込みが続く。2週間以上か。何も楽しめないし、眠れない。一人うつうつとしていると、こんどは次第に気分が高ぶり、なんでもできるような感じです。
人間ドックの健康診断票を妻に渡したら、ひとこと「やあだあ」。"脂肪肝"の指摘はもう何回目か。酒は飲まないのに肝機能が年々低下。このごろはなにかだるい。50代後半だし、年のせいか。いやいや、ひょっとしたら?
乳がんで姉を亡くす。59歳でした。看取ったのは弟で、主治医であり、乳がん専門の腫瘍内科医でした。がんを発見してから、どういう治療をしてきたか。
あの、痔主で。いえいえ、その土地の地でなくて、こっちのお尻のほう。不快というか、痔っと我慢の生活でした。もう悩み無用にしたい、と肛門科を訪ねた次第で。
保育園から電話で、「熱があります」。迎えにいくと、鼻もぐずぐず。風邪か、と思ったら耳を痛がって泣く。こんなとき小児急性中耳炎の疑い濃厚です。
月経時、痛みがひどく、つらい。会社を休み、寝込んでしまう。そんなとき月経困難症の可能性があります。痛みは我慢しないで。改善する方法があるのですから。
2010年秋から11年春、高病原性鳥インフルエンザの発生が続きました。感染鶏を処分(摘発・淘汰)で封じ込めた、と思ったらまた発生です。人への感染も怖い。いまどういう状況にあるのか。
寝返りあっちこっち。どうやっても無理、眠れない。スーッと即寝入ってしまう人がうらやましい。この難問、どうすれば解決できるか。