■「四つの転換」訴える共産党 各党と比べると
①くらし、景気 国民の所得を増やして景気回復をはかる政治へ
自公民 3党合意で消費税増税
②原発 原発にしがみつく政治から「原発ゼロ」へ
自公民維み 再稼働容認
③憲法 憲法をないがしろにする政治から憲法を守り生かす政治へ
自公民維み 改憲めざす
④TPP、安保・外交 「米国いいなり政治」から自主・独立・平和の日本へ
自公民維み TPP推進
21日投票の参院選。日本共産党は、自民政治と正面から対決し「四つの転換」を訴えています。志位和夫委員長が選挙第一声などで訴えた「四つの転換」の内容と、党首討論をはじめ各党論戦で浮かび上がった対立点は―。
■メディア衝撃 首相沈黙 自民の献金要求
最悪の献金政治 ゼネコンと癒着 公選法違反の疑い
日曜版(7日付)がスクープ報道し、日本共産党の志位和夫委員長が3日の党首討論会で取り上げた自民党からゼネコン業界への"巨額献金請求書"が、大きな反響を呼んでいます。マスメディアも取り上げ、事実が判明したにもかかわらず、自民党総裁でもある安倍晋三首相はいまだに沈黙。政治とカネをめぐる問題でも自共対決の構図が鮮明です。
■福島の思い 共産党に託す
原発のない未来に 穂積順子さん(33)福島市で3人の子を育てる
故郷捨てたくない 三浦草平さん(26)南相馬市から避難した農業後継者
仮設暮らしは限界 高田國男さん(88)福島市内に避難した双葉町民
再稼働にあきれる 佐藤洋子さん(77)南相馬市から福島市に避難
東京電力福島第1原発での事故発生から2年4カ月たった今も、福島県では15万人が避難生活を強いられています。21日投票の参院選では、全原発を即時廃止するか、原発事故の被害救済と復興にどう取り組むかが、大きな争点の一つです。福島の人たちは何を求めているのか。その思いと、日本共産党への期待の声をを聞きました。
■日本の原発輸出 怒るトルコ国民
6割が反対 法的手続き無視
福島原発事故が収束していないのに原発輸出に奔走する安倍晋三首相―。5月に訪問したトルコでは原発輸出が確定したかのように宣伝しています。ところが現地では...。このほど来日した、国際環境NGOグリーンピース・インターナショナルの核エネルギー・プロジェクト・リーダーでトルコ出身のアスリハン・テューマーさん(33)に話を聞きました。
■とびひ、みずいぼ... プール大丈夫?
夏といえばプール! 学校や保育園、幼稚園などでも、プールに入る機会が多くなります。でも、とびひやみずいぼなど皮膚の感染症にかかった場合、プールに入ってもいいの? 日本臨床皮膚科医会と日本小児皮膚科学会が、このほど統一見解をまとめました。
■ゆかたで作る おしゃれなワンピース
服飾デザイナー・安彦仁子さん
ギャラリー「アトリヱ ヤマガタ」主宰の安彦仁子さんが紹介する「シリーズ 着物や羽織で作る」。今回は、ゆかたで作るおしゃれなワンピースを紹介します。ゆかた地はこの季節最適の素材です。夏の風物詩ゆかたをリフォームします。
■注目 二つの絵本原画展
今感じる期待の大きさ 板橋区立美術館 副館長 松岡希代子さんに聞く
東京・渋谷区のBunnkamuraザ・ミュージアムで「レオ・レオニ 絵本のしごと展」が、板橋区立美術館で「2013ボローニャ国際絵本原画展」が開催中です。両展について、絵本に詳しい松岡希代子さん(板橋区立美術館副館長)に聞きました。
■新連載小説・筆者・吉橋通夫さんの世界
次号から「風雪のペン」 日清日露後 草創期の女性記者描く
21日号から新しい連載小説「風雪のペン」が始まります。作者の吉橋通夫さんは1987年、「たんばたろう」で第2回毎日童話新人賞を受賞し作家デビュー。短編集『なまくら』で2005年に野間児童文芸賞を受賞。幕末から明治に向かう頃、不遇の少年たちが、砥石(といし)運びや車引き、古着売りなどをして、生きていく姿を描いています。つまずき、非行に走りそうになる彼らにも、きっと報われる明日があると、限りない励ましがあり胸をうつ作品集です。吉橋さんは、1944年、岡山県生まれ。仕立て職人の子として育ち、中学、高校時代も数々のアルバイトをしながら通学。「貧しい家で育っただけに、負けたらだめだという思いがずっとあり、それが作品に通じているのかもしれません」と語っています。今回の日曜版連載の主人公は、草創期の女性新聞記者です。日清、日露戦争後、日本がアジアの植民地化に乗り出す時代、女将に歯向かう父と別れたその少女時代から描きます。凛(りん)として生きる女性を多く描いた吉橋さんが、どう筆を進めるのでしょう―。「1週間を楽しみに待ってもらえる作品になるようがんばりたい」と抱負を語っています。お楽しみに。
■登竜門「花形演芸大賞」 新たな「伝統」育つ場に
噺の流れ、人物描写... 抜きんでた一之輔
1979年、国立演芸場が開館した年に始まった「花形演芸大賞」は、次代の演芸界を担う若手の登竜門として、マスコミや演芸ファンから注目されてきました。2012年度受賞者の横顔を演芸専門誌・東京かわら版編集人の佐藤友美さんが紹介します。
■1%の希望信じて生きる
「いのちの林檎」 化学物質過敏症を追ったドキュメンタリー映画
監督・藤澤勇夫さん、プロデューサー・馬場民子さん
人の整髪剤もトイレの芳香剤も凶器になる―。ドキュメンタリー映画「いのちの林檎」で、化学物質過敏症の苦しみを追った藤澤勇人監督(71)と、妻の馬場民子プロデューサー(62)に聞きました。
■宮城 医療費免除 願い切実
復活求める請願採択 全会一致
打ち切りから3カ月余 食費 切り詰めても限界
共産党 県基金の活用提案
宮城県が4月から打ち切った、東日本大震災被災者の医療費(窓口負担)免除。被災者の命綱を復活せよ―。被災者が必死の思いで訴えた請願が県議会で採択されました。参院選では、被災者の命と健康をどう守るのかが、問われています。
■カジノ解禁 大合唱
維新が公約 犯罪合法化が成長戦略の目玉!?
議連に自、民、公、維新、みんな、生活、みどり
秋にも法案提出の方針
断固反対 共産党・大門参院議員が追及
刑法で禁じられているカジノ(賭博)解禁の動きが強まっています。日本維新の会は参院選で「カジノを含む統合型リゾート」を公約。他方、自民、民主、公明、「みんな」、生活、みどりの風にまたがる議員連盟も参院選後にも合法化への法案提出を予定しています。
■サバンナの鼓動 井村淳
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「マグロの甘辛煮」「鶏と野菜の梅肉炒め」ほか
▼〈うれしい一品〉本谷惠津子さんの「夏野菜のハーモニー」
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〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。