■共産党の選挙制度改革提案 市田書記局長にきく
民意反映も格差是正も 出発点から違憲状態
日本共産党が発表した「小選挙区を廃止し、民意を正しく反映する比例代表制への抜本的改革を―衆議院選挙制度についての日本共産党の見解と提案」(3日発表)。その背景や内容について、日本共産党の市田忠義書記局長に聞きました。
■日本維新の会 党大会で見た
戦前「復古」 危ない正体 平和憲法に 異様な憎悪
安倍首相をほめちぎる 「自民補完」を開き直り
「維新」どころか、暗い戦前の体制への「復古」の党―石原慎太郎前東京都知事、橋下徹大阪市長が共同代表を務める日本維新の会が3月30日、大阪市内で国政政党として初の党大会を開きました。「綱領」や大会の内容から、この党の危ない正体がいっそう浮き彫りとなっています。
■橋下市長の「思想調査」 違法認定 府労委が命令書
ほころぶ強引手法 地下鉄・バス民営化 条例案が継続審議に
橋下徹・大阪市長の足元がぐらついています。公務員の労働組合を敵視し、市民サービスを敵視し、市民サービスを切り捨て、財界に奉仕する市政で何が起きているのか―。
■"保守の牙城"で党初議席 「町に希望見えた」 山形・真室川町
福祉灯油ありがとう/TPP反対貫く党
3月24日投開票の地方選挙で、総選挙後の変化を示す重要な選挙結果を紹介します。日本共産党が初めて候補を立てた山形県真室川(まむろがわ)町議選で、初の共産党議員が誕生しました。町に移住して1年9カ月の平野勝澄(まさずみ)さん(46)です。"保守の牙城"といわれる人口約9000人の町にどんな変化が―。現地を訪ねました。静岡市議選、埼玉・富士見市議選の結果についてもお伝えします。
■県都の市議選 松江 4月14日告示
島根原発再稼働ノー 市民の願いとどける3議席
国保1万円引き下げ、水道料値上げ中止
かたよせ直行候補・現 たちばなよしあき候補・新 吉儀けい子候補・新
14日告示(21日投票)でたたかわれる島根県松江市議選(定数2減の34)。日本共産党は、国・市の悪政から暮らしを守る「防波堤」の党として、1議席増の3議席(現1、新2)で議案提出権を確保し、市民の暮らしと安全を守る市政をつくろう、と訴えています。同日告示の市長選には党公認で石飛いくひさ氏=県常任委員=をたててたたかいます。
■採決狙うマイナンバー法案
個人情報漏えい、なりすましの危険深刻
公的医療縮小に使われる恐れ 神奈川県保険協会事務局主幹 知念 哲さん
民主党政権が昨年提出し、衆院解散で廃案となった共通番号(マイナンバー)法案。自民・公明・民主3党の修正を経て3月22日に衆院で審議入りしました。中身がほとんど国民に知られないまま、与党はわずかな審議で採決しようとしています。しくみと問題点を見ました。神奈川県保険医協会事務局主幹の知念哲さんの話もききました。
■楽しく花育て ガーデナー 丸山美夏
チューリップ、パンジー 春色をコーディネート
春の訪れを告げる花木といえば桜ですが、誰もが知るポピュラーな春の草花の代表格がチューリップです。ガーデナーの丸山美夏さんの新シリーズ。今回はチューリップとパンジーの栽培についてのポイントを解説します。
■日曜版の好評連載単行本に
福岡篤紀著『「ヒゲ先生」の学級通心』
本紙で2011年1月〜12年3月に連載し、好評を博した「ヒゲ先生の学級通心」が本になりました。著者は、広島県福山市の中学校の数学教師で、全教広島委員長でもある福岡篤紀さんです。
■素人が運営した災害FM局を映画に 監督 梅村太郎さん
「伝わる」根っこに「思い」がある
宮城県南三陸町。東日本大震災で甚大な被害を受けた2カ月後、町は災害FMを開局しました。局員は全員素人。梅村監督(43)はドキュメンタリー映画「ガレキとラジオ」で、その奮闘を追いました。町の再生はもちろん、「伝える」ことの意味を考えさせる作品です。
■復活 デビッド・ボウイ むき出しで熱い
10年ぶりアルバム 64カ国で1位
デビッド・ボウイの10年ぶりのニューアルバム「ザ・ネクスト・デイ」。突然の復活にたちまち話題を集めました。魅力を音楽評論家の和田静香さんが語ります。
■安倍政権が狙う 介護保険また切り下げ
生きる張り合い奪う 京都女子大学教授 石田一紀さん
介護保険を使えるのは寝たきりなど重度だけ。1割の利用料も値上げ―。安倍政権がねらっている介護保険制度の大改悪。来年の通常国会に法案を出そうと検討を急いでいます。京都女子大学教授(社会福祉学)の石田一紀さんにも話を聞きました。
■法悪用し 5年で雇い止め 大学 非常勤講師がピンチ
徳島大・琉球大 労組が交渉 撤回させた
大学の非常勤講師や有期雇用の職員を一律5年で雇い止めにする動きが出ています。雇用の危機にとどまらず、講師らが支えてきた大学教育の危機です。労働組合はたたかいを強め、撤回させた例も生まれています。
■原発事故 自主避難者全員に うれしい就学援助
適用復活 山形市動かした共産党との運動
希望に胸ふくらむ新学期。山形市は2013年度、福島第1原発事故で市内に自主避難している小中学校の児童・生徒全員への就学援助適用を復活しました。自主避難者と日本共産党の運動が春まだ浅い山形で芽吹きました。
世界一周 祭りの旅 芳賀日向
春香伝の舞台 韓国・南原
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とっておきの1枚
(月1回掲載)
■ほかにこんな記事が
▽<日曜クイズ>第2778回 正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▽<クイズでごジャレ>第445回 小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
▽<連載小説「大江戸ドクター」作:和田はつ子、絵:安里英晴>《40》七話・瓢箪から駒(四)
▽ <リレーエッセー 風の色>魔法の言葉「いっきゃべ〜ない」 アルパ〈南米ハープ〉奏者・上松美香さん
▽ <連載漫画「山の奉行ものがたり」作:青木朋>その十三
▽ <マリン先生の虹色ノート>52 波乱と苦悩の新学期 小学校教諭・真咲倫子さん
▽ <スポット>笑わせる戦法 私も 女優・榮倉奈々さん
▽ <知ってトクする ジョギングいい気分>1 五感で春を感じて 立正大学教授・山西哲郎さん
▽ <にちようシネマ館>「君と歩く世界」「ベルヴィル・トーキョー」「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」「食卓の肖像」
▽ <経済これって何?>リフレ政策 所得増えないが物価は上がる 静岡大学教授・鳥畑与一さん
▽ <電話相談>「ADHDの小5息子です 整頓苦手で叱るべきか?」
「5歳の兄が弟にやきもち 甘えたい気持ち分かるが」
▽ <NEWディスク>洋楽 山口智男の3枚 「カムダウン・マシーン」/ザ・ストロークス、「ヴァニシング・ポイント」/マッドハニーほか
▽ <囲 碁>依田紀基九段の眼 第38期新人王戦ここがポイント シチョウ含みの攻防 1回戦第4局 黒・鈴木伸二三段VS白・佐田篤史初段
▽ <将 棋>上達のアドバイス 棒銀を受ける歩 日本将棋連盟指導棋士・木屋太二五段
▽<懸 賞><詰 碁>結城聡九段<詰将棋>伊藤果七段<詰連珠>岡部寛八段
▽ <読者の文芸>詩、短歌
▽ <つ り>野ベラ 奥深さ痛感 迷うサオ選び、練りエサ配合 岡山・丙川
▽ <メディアをよむ>ラジオの新たな可能性 法政大学元教授・須藤春夫さん
▽<1週間のおかず>「鍋照り丼」「スペイン風オムレツ」ほか
▽ <うれしい一品>杵島直美さんの「キンメダイとタケノコの煮つけ」