日本政府 米国任せで独自審査せず
煙を出し、高松空港(香川県)に緊急着陸したボーイング787型機。いま全世界で運航を停止しています。燃費効率の高さなどから「夢の旅客機」とも呼ばれる最新鋭機がなぜこんな事態に―。航空関係者の証言などから新鋭機の意外な問題点が見えてきました。
煙を出し、高松空港(香川県)に緊急着陸したボーイング787型機。いま全世界で運航を停止しています。燃費効率の高さなどから「夢の旅客機」とも呼ばれる最新鋭機がなぜこんな事態に―。航空関係者の証言などから新鋭機の意外な問題点が見えてきました。
いま、江戸時代の2人の僧が、アーティストとして注目されています。奇抜な禅画を描いた白隠慧鶴(はくいんえかく)と、素朴な仏像を彫った円空です。共通点は、とっつきやすい造形と作品数の多さ。パワフルな創造者たちの魅力とは―。
確定申告の時期がきました。払いすぎた税金を取り戻すチャンスです。初めての人も今年は挑戦してみませんか? 賢く申告するポイントを、税理士の疋田英司さんがアドバイスします。
世界有数のツルの越冬地で、「万羽ヅル」としても有名な鹿児島県出水(いずみ)市。この冬も1万3138羽(12日の羽数調査)が確認されました。「ツルと人との共生」をめざす同市を訪ねました。
史上最多の幕内優勝32回を記録した元横綱・大鵬の納谷幸喜(なや・こうき)さんが19日、死去しました。72歳でした。日曜版の取材に、平和へ強い思いを語るなどしていました。追悼します。
昨年末にユニホームを脱いだ松井秀喜選手(38)。「間違いなく、長嶋茂雄さんや王貞治さんに匹敵するスーパースターでした」という野球評論家の衣笠祥雄さんが、今後への期待を含め実績を語ります。
ほかほかに焼けたサツマイモがたき火から取り出されると、サルたちは「ぎゃー」と叫んでおやつの時間が始まります。焼きいもをほおばっているのは「ヤクニホンザル」というサルたちです。愛知県犬山市の日本モンキーセンターからのリポートです。
頭痛がひどい、と訴えたら、脳のMRI(磁気共鳴画像)検査をしましょう、と。次回の受診時、画像を示した担当医師は、"動脈瘤(りゅう)がある"。ドキッ。動脈瘤の瘤とは瘤(こぶ)のこと。偶然の発見でした。秋田県立脳血管研究センターの石川達哉副センター長(脳神経外科診療部部長)にききました。
家電大手ソニーが岐阜県美濃加茂市の子会社の工場を3月末で閉鎖する計画を発表し、怒りの声が上がっています。人口5万5000人の町で、2000人以上が働く工場が無くなる深刻な事態。閉鎖撤回、雇用確保求めて労組も結成されました。
いま中国では、広東省に本社がある週刊紙・南方週末の記事が同省の中国共産党委員会の宣伝部の指示で改ざんされたことが明らかになり、大きな問題になっています。改ざんに対し、記者や市民らの報道の自由を求める声が拡大。「中国の独立した社会世論の始まり」(北京在住の作家)との声もきかれます。
ある朝目覚めると自分が大きな油虫になっていた―予期しなかったがん告知の衝撃を、カフカの小説『変身』の一節になぞらえます。約4000曲もの作詞を手がけ、歌謡の一時代を築いたヒットメーカー。絶望のふちからはい上がり、食道がんとの闘病を記した『生きる力 心でがんに克(か)つ』(講談社)を書きおろしました。
北アフリカのアルジェリアで16日に発生した人質事件で日本政府は21日夜、日本人7人の死亡を発表しました。なお日本人3人の安否が未確認です。日本人を含め38人の人質が殺害(アルジェリア政府発表)された今回の事件を国際社会は一致して糾弾しています。
米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイが岩国基地(山口県)に陸揚げされて23日で半年、2月1日には沖縄配備強行から4カ月を迎えます。日米両政府が約束した「安全策」への違反飛行は常態化し、沖縄県民は墜落の恐怖と爆音被害のもとでの暮らしを強いられています。琉球大学准教授の渡嘉敷健さんにも話を聞きました。
暮らしに困窮したとき最後の"命綱"となる生活保護制度。安倍自公政権は、その引き下げを強行しようとしています。受給者からは「とても生活できなくなる」と切実な声。引き下げは、最低賃金など暮らしに広く影響する大問題です。
安倍内閣が、原発推進の姿勢を強めています。原発の新設と再稼働の検討を進める、というのです。しかし安倍晋三首相自身には原発について「安全神話」を唱え、今回の福島第1原発事故を招いた重大な責任があります。
「自民圧勝」の総選挙以降、小選挙区制と政党助成金制度の弊害が浮き彫りになり、見直しを求める世論が一段と強まっています。昨年末の総選挙結果と小選挙区制、政党助成制度の弊害について、政治評論家の浅川博忠さんに聞きました。
「ケインズ派と日本共産党」という異色の対談(17日、日本民主青年同盟東大駒場班主催)が東大キャンパスで実現しました。テーマは「徹底討論 日本経済をどうする!」。登場したのは、ケインズ経済学者の大瀧雅之東京大学教授と小池晃日本共産党政策委員長。立場の違いを超え一致したのは「安倍内閣の経済政策、アベノミクスはとても危うい」―。
1月23日に初音ミク、巡音ルカらVOCALOID(ボーカロイド)による和風の楽曲を集めたコンピレーションアルバム「天響ノ和樂」(ヤマハ)が発売されました。魅力をフリーライターの寧樂小夜さんが語ります。
あたたかな救いのある作品です。劇団民藝公演「真夜中の太陽」は空襲で、ただ一人生き残った女性の物語。心の傷の回復を通して、過去を見つめる大切さを問いかけます。20代の女優たちと稽古に励むのは、日色ともゑさんです。
顧問の体罰を受けていた大阪市立桜宮高校体育科の男子生徒(バスケットボール部主将)が自殺した問題で、強引に入試中止などを求めた橋下徹市長に対し、生徒や保護者が立ち上がりました。弁護士の伊賀興一さん、「発言する保護者ネットワークfrom大阪」代表の大前ちなみさんにも話を聞きました。
地球の笑顔 関口照生
仏塔に込めた願い ミャンマー(下)