■宮城・亘理町、山元町 全国の支援 実を結ぶ
生産基盤の復旧急いで JAみやぎ亘理組合長 岩佐国男さん
「例年と変わらない甘さだ」。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県亘理(わたり)町と山元町で、イチゴの赤い実が実り、出荷が始まりました。特産の「仙台いちご」の復活です。支援と連帯で希望の灯がともりました。リポートします。JAみやぎ亘理組合長の岩佐国男さんにも話を聞きました。
「例年と変わらない甘さだ」。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県亘理(わたり)町と山元町で、イチゴの赤い実が実り、出荷が始まりました。特産の「仙台いちご」の復活です。支援と連帯で希望の灯がともりました。リポートします。JAみやぎ亘理組合長の岩佐国男さんにも話を聞きました。
地球に優しくエコ、通勤手段としても注目される乗り物が自転車です。日本国内の保有台数は約6900万台。手軽な一方で、危険も多く、歩行者との事故も急増しています。自転車を取り巻く日本の現状は―。
「もっと知りたい」「自分も役に立ちたい」。東日本大震災や福島原発事故を経験し、社会のあり方や生き方を問い直し、学ぶ場所や温かい人間的連帯を求める若者が増えています。この声に応える活動をしているのが、日本民主青年同盟(民青)です。中部地方のある大学班を訪ねました。
新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)から3シーズン目、猛烈な台風が過ぎた後の静けさのよう。"天災は忘れた頃にやってくる"というし、流行はどうなるのか。
新潟市が実施しようとしている公民館使用料の有料化に反対し、中止を求める市民運動が広がっています。有料化条例案は16日の文教経済委員会で可決されました(本会議採決は21日)、幅広い人たちが署名に協力するなど大きな動きが―。
大関取りの九州場所(11月13日初日)。直前に師匠・鳴戸親方(元横綱隆の里)の急逝に見舞われました。悲しみ、落胆、揺れ動く心...。そのすべてを押し殺し、「何がなんでもやるしかない。下を向いて、何もできなかったら悲しむのは親方。(亡くなった)その日も次の日もけいこ場に降りました」。心を鬼にした15日間。なんとか10勝を挙げ、直近3場所で32勝ながら、見事その座を射止めました。
朝鮮王朝儀軌―朝鮮王室や国家の行事を絵画で記録したもので、韓国ドラマ「イ・サン」にも登場します。朝鮮半島を「併合」(1910年)した日本(朝鮮総督府)が持ち去ったままにしていましたが、このほど関係団体の運動と日本共産党の努力が実って返還され、記念式典が13、16日の両日、韓国で行われました。日本の国会議員でただ一人招待された日本共産党の笠井亮衆院議員に経過や感想を聞きました。
非正規労働者が45%、20代前半では60%も占める、全国最悪の京都市。そんな底冷えのする雇用状況をはね返すたたかいが話題を呼んでいます。京都放送(KBS京都・京都市上京区)で、アルバイト職員100人が雇い止めを撤回させ、1年間の雇用継続を勝ち取ったのです。
「夫は長野に、妻は神奈川に配転。いやなら退職を」―。4兆円を超す内部留保をため込みながら、1万5千人削減という国内最大規模のリストラをすすめるパナソニックグループ。人権無視の労働者追い出しのやり方をみると―。
北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、金正日(キム・ジョンイル)朝鮮労働党総書記(69)が17日午前8時半(日本時間と同じ)、列車で移動中に心筋梗塞を起こし、心原性ショックを併発して死去したと報じました。日本共産党の志位和夫幹部会委員長は19日、談話を発表しました。20日行った「綱領教室」のなかでも、発言しました。
民主党は、「税と社会保障の一体改革」に盛り込む社会保障部分の案をまとめました(20日)。「不退転の決意」で消費税10%への増税を進める野田首相。その上、社会保障もあらゆる分野で削減する「一体改悪」であることが、ますますはっきりしました。社会保障改悪と消費税増税の内容を見ると―。「不公平な税制をただす会」事務局長・税理士の富山泰一さんにも聞きました。
東京電力・福島第1原発は「原子炉が冷温停止状態に達し、事故は収束した」―野田佳彦首相の16日の宣言に怒りが広がっています。放射能汚染への国民の不安の広がりをよそに"安全宣言"を急ぐ裏に、原発拡大を狙う米国の圧力も―。「メルトダウンに『冷温停止』ない」という元GE(ゼネラル・エレクトリック)社の原発技術者・菊地洋一さんのコメントも紹介します。
水素爆発で放射能汚染を広げた福島第1原発事故。実は過酷事故で原発建屋に水素が漏れ出すことは、政府機関も"想定"していたのに対策はとられていませんでした。事故が人災であることをあらためて示すものです。日本共産党の吉井英勝衆院議員にも話を聞きました。
復興実現と被災者の「年越し」に支援強化を―日本共産党国会議員団は20日、これまで3次にわたって提起してきた復興提言をふまえ、年末にあたり被災者の生活を支援するための「緊急申し入れ」を野田佳彦首相に出しました。申し入れは平野達男復興担当相におこないました。
「被災地では、おひなさまもたくさん流されてしまっただろうと思って...」。神奈川・箱根の旅館で仲居をする茂村ひとみさん(63)は、お客さんや地元の人と一緒にひな人形を手作りしています。来春、被災地の女性たちに届ける予定です。
大正期に活躍した天才的な画家の展覧会「村山槐多(かいた)の全貌」が、愛知県の岡崎市美術博物館で開催されています。初公開作を含む250点に多数の資料を加えた最大級の回顧展です。
今年の「紅白歌合戦」出場者は55組。東日本大震災後、最初の紅白歌合戦。少女時代とKARAが初出場し、東方神起を含む韓流3ユニットが、どのようなパフォーマンスをみせるかは一つの見どころ、というフリーライターの寧樂小夜さんが、今年の「紅白」を展望します。
「日々、私はどうやって立っていればいいのか...」。どの撮影の瞬間も必死だったと満島(みつしま)ひかりさん。新年放送のNHK・BSプレミアムドラマドキュメンタリードラマ「開拓者たち」で主演します。戦前、旧「満州」(中国東北部)に渡った"大陸の花嫁"です。
福島原発事故後に自主避難した人にも支払われることになった賠償金。しかし、自主避難者が納得できる賠償指針ではありませんでした。何が問題なのか―。
たび 沖縄 七つの海 中村庸夫
八重瀬町の石彫大獅子 生物豊かな南極海