2011年3月27日
「しんぶん赤旗」編集局
機関紙誌業務部
大震災で被災された読者のみなさんに心からお見舞い申し上げます。
東北各県向けの「しんぶん赤旗」は、大震災で北上工場(岩手県北上市)の新聞輪転機と工場建物が損傷して印刷不能になったため、東京工場で印刷して青森空港、秋田空港まで空輸し、空港から輸送車で各地へ配送する手だてをとってきました。
しかし、燃料入手の困難や道路状況の悪化などで、輸送車による長距離輸送が不可能になったことなどから輸送が乱れる事態になったことをおわびします。
関係の県・地区委員会のみなさん、配達に携わる党員・協力者のみなさんには、自らも被災者という方もあるなか、「しんぶん赤旗」を読者のもとに届けるため、たいへんなご苦労をいただき、深く感謝いたします。
北上工場の復旧を急ぐとともに、現地印刷の可能性を追求してきたところ、一般紙の印刷工場(岩手県一関市)で協力していただけることになり、日刊紙は3月27日付から、日曜版は4月3日号から一関市で印刷できることになりました。ただし、新聞輪転機の機械上の制約で日刊紙のカラー面は1面と16面のみとなります。
これによって、各県・地区委員会の出張所・荷受けポストへの配送時間が大幅に改善できることになりましたが、道路事情が不安定なため、所定の着時間に遅れることもあると思われます。
「しんぶん赤旗」を心待ちにされている読者のみなさんには、ひきつづき、ご迷惑をおかけすることになりますが、事情をご理解いただけるよう、お願いします。